今週のみことば


7月24日

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「兄弟たちよ
その時期と場合とについては
書きおくる必要はない
あなたがた自身がよく知っているとおり
主の日は盗人が夜くるように来る」
(テサロニケ人への第一の手紙5章1-2節)


「主の日」つまり「キリストの再臨」について
それがどのようにして起こるのかは
4章13節以降に記されていますが
いつ来るのか?という時期については
誰も知ることはできません
(使徒行伝1章7節参照)
ただ分かっているのは
それは盗人のように突然やって来て
世の中を「滅び」が襲うということです

しかし
キリストによる救いを受けた者は皆
「光の子」「昼の子」なので
暗闇の中にいることはなく
「滅び」に襲われることもありません

「しかし、わたしたちは昼の者なのだから
信仰と愛との胸当てを身につけ
救いの望みのかぶとをかぶって慎んでいよう
神は、わたしたちを
怒りにあわせるように定められたのではなく
わたしたちの主イエスキリストによって
救いを得るように定められたのである」
(9‐10節)


”信仰と愛との胸当て”
サタンに惑わされないように生きていくための武具
この世に生きる間は常に不安が付きまとい
心が揺れる時があるとしても
不信仰に陥らず
”救いの望み”をしっかりもち
キリストと共に生きることによって
様々な困難のうちにも守りがあることを体験しながら
信仰の成長を目指すことが大切です

12節以降は
手紙の結びの言葉として
神に招かれて救われたクリスチャンは
どのように生きていくべきかが
具体的に記されています

お互いが愛をもって接し
平和を保ち
務めを怠らず
弱い者を助け
忍耐をもって接し
善を行うように努めること・・・
そして
16節から有名なみことばが続きます

「いつも喜んでいなさい
絶えず祈りなさい
すべての事について
感謝しなさい
これが
キリスト・イエスにあって
神があなたがたに
求めておられることである」
(16‐18節)


そのためには
聖霊の火を消さないように
神を求める心を忘れず
良いものを大事にして
悪から遠ざかること

こうして
神の前に聖なる者として成長し
「主の日」が来る時には
完全な者として整えられていくように
神の招きにふさわしい日々を送ることを求めて
第一の手紙は終わっています



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