今週のみことば


3月5日

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「兄弟愛を続けなさい
旅人をもてなすことを忘れてはならない
このようにして、ある人々は
気づかないで御使いたちをもてなした」
(ヘブル人への手紙13章1-2節)

ヘブル人への手紙の最終章は
”神に喜ばれる奉仕”として
キリストの愛に基づく
思いやりのある行いを勧めています

旅人をもてなす事例として
ここでは創世記18章において
アブラハムが「3人の人」を天幕に招き入れ
もてなした事が引用されています
この時アブラハムは神から
”来年の今頃サラに男の子が生まれる”と
告げられたのでした

思いやりのある行いは
損得を考えていてはできることではありません
そのためにも
わたしたちにとって何が一番大切なのかを
よく知ることが重要です

「金銭を愛することをしないで
自分の持っているもので満足しなさい
主は『わたしは、決してあなたを離れず
あなたを捨てない』と言われた
だから、わたしたちは
はばからずに言おう
『主はわたしの助け主である
わたしは恐れはない
人は、わたしに何ができようか』」(5‐6節)


この世に生きている限り
わたしたちに心配事は尽きませんが
金銭を愛して
限りない欲望のままに生きるのではなく
神を愛して
与えられるもので満足するように
心を整えていくことは大切なこと
なぜなら
神はわたしたちに必要なものはすべてご存じで
どんな時も助けて下さることが
約束されているからです

これまで何度も教えられたように
神はわたしたちを律法の行いではなく
神の恵みによって救ってくださいました
ですから
「〜を食べてはならない」といった律法によらず
神の恵みによって心を強くするように
そして
さまざまな「異なる教え」に惑わされないように
その信仰を堅く保っていきましょう

もし信仰が揺らぐような出来事があったとしても
わたしたちは何度でも
神に立ち帰ることができます
どんな辛い時も神に希望を置く
どうであっても神に近づくこと
イエスの血によって救われた者は
揺らぐことのない天国に近づく歩みをして
神は必ず祝してくださるとの約束を信じて
生きていくのです

「あなたがたの指導者たちの言うことを
聞き入れて、従いなさい
彼らは、神に言い開きをすべき者として
あなたがたのたましいのために
目を覚ましている
彼らが嘆かないで
喜んでこのことをするようにしなさい
そうでないと
あなたがたの益にならない」(17節)


指導者は本来
自分の都合ではなく
ゆだねられた「たましい」のために
常に心を配り祈っているものですが
残念ながら
それが理解されないこともあります
それでも
すべての人の上には
大牧者である主イエスがおられ
この最高の指導者の言葉をないがしろにして
わたしたちに益はないのだと
それだけは
心に留めておかなくてはなりません

大きな問題の元を揺り動かし
解決へと導いてくださる神を信じて
平安を求め
賛美を忘れず
心を強くして前進していきましょう


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