今週のみことば
(スマートフォン用ページ)
*****************
4月30日
「同じように、妻たる者よ
夫に仕えなさい
そうすれば
たとい御言葉に従わない夫であっても
あなたがたのうやうやしく清い行いを見て
その妻の無言の行いによって
救いに入れられるようになるであろう
あなたがたは、髪を編み、金の飾りをつけ
服装を整えるような外面の飾りではなく
かくれた内なる人、柔和で、しとやかな霊という
朽ちることのない飾りを、身につけるべきである
これこそ、神のみまえに
きわめて尊いものである」
(ペテロの第一の手紙3章1-3節)
このみことばは
結婚式において用いられる箇所ですが
2章に続いて、ここでも
「神に従うクリスチャンの心得」が
『妻に対する教え』『夫に対する教え』
という形で記されています
クリスチャンは
男女問わず「キリストの花嫁」ですから
夫であるキリストに仕えるべき者です
そして
この「キリストに仕える」という意味は
自分の見栄や虚栄心を満たす事に熱心になるよりも
キリストにある心(愛)を
身につけるべきであることを表しているのです
また、人間としての夫と妻は
お互いを尊敬しあい
思いやりをもち
どんな時も支え合っていくことが重要です
「夫たる者よ
あなたがたも同じように
女は自分よりも弱い器であることを認めて
知識に従って妻と共に住み
いのちの恵みを共々に受け継ぐ者として
尊びなさい
それは、あなたがたの祈が
さまたげられないためである」(7節)
こうして
色々な立場で
「従う」「仕える」ということに言及しつつ
8節からは
クリスチャンは
「キリストの心」をもって
平和な生活するように勧めています
「いのちを愛し
さいわいな日々を過ごそうと願う人は
舌を制して悪を言わず
くちびるを閉じて偽りを語らず
悪を避けて善を行い
平和を求めて、これを追え
主の目は義人たちに注がれ
主の耳は彼らの祈にかたむく
しかし、主の御顔は
悪を行う者に対して向かう」(10‐12節)
このように善いことに熱心であるなら
だれもその人に害を加えることはできません
しかし、そのために苦しみにあうなら
人を恐れたり、心を乱したりせずに
ただ神をあがめて
堂々としていることが大切です
世の中には
何かと文句をつける「うるさい人」がいますが
そういう人に対して
毅然とした態度で対処できるように
キリストにある正しい良心を
身につけていきましょう
その行いにも言葉にも
神の力を持って行くところに
神の恵みはあるのです
キリストは
自分の罪ではなく
人の罪のために十字架にかかり
正しい方が
正しくない者のために苦しまれたが
それは、わたしたちが神に近づき
救いにあずかるようになるためでした
こうして
キリストの肉体は死んでも
霊では生きる者とされ
その時、「捕らわれていた霊」の所に行って
宣教されています
この「捕らわれていた霊」とは
ノアの時代に箱舟が造られた間
神に従わなかった人々です
この時にはノアと家族8人だけが
水の中を通って救われました
この「水」は
バプテスマ(洗礼)を象徴するもので
キリストの復活によって
万民を救う道が開かれたのでした
「この水は
バプテスマを象徴するものであって
今やあなたがたをも救うのである
それは
イエス・キリストの復活によるのであって
からだの汚れを除くことではなく
明らかな良心を
神に願い求めることである」(21節)
「キリストの平和が
あなたがたの心を支配するようにしなさい
あなたがたが召されて一体となったのは
このためである
いつも感謝していなさい」
(コロサイ人への手紙3章15節)
<目次