今週のみことば
5月7日
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「このように、キリストは
肉において苦しまれたのであるから
あなたがたも同じ覚悟で心の武装をしなさい
肉において苦しんだ人は
それによって罪から逃れたのである
それは、肉における残りの生涯を
もはや人間の欲情によらず
神の御旨によって過ごすためである
過ぎ去った時代には
あなたがたは、異邦人の好みにまかせて
好色、欲情、酔酒、宴楽、暴飲
気ままな偶像礼拝などにふけってきたが
もうそれで十分であろう」
(ペテロの第一の手紙4章1-3節)
人間はこの世に生きる限り
だれでも「肉の弱さ」を持っています
それはここに具体的に記された事のみならず
あらゆる欲望が人を惑わせるわけですが
満たされない(面白くない)思いから来る
「負の感情」に心が支配されるのは
サタンの惑わしがあるからです
信仰は
人の欲望を満たしたり
優越感に浸らせるためのものではなく
その人の心が神に向くことで
サタンの惑わしに負けないように
正しい道に導かれるためにあるものです
それをここでは
”心の武装をしなさい”
と表現しており
クリスチャンは、人の思いではなく
神の思いで生きる(神の御旨に従う)ことで
サタンとの戦いに勝利すると教えられるのです
ですから
何が何でも自分の思い通りにしかしないという人は
「信仰できない人」であって
その人自身の弱さと向き合うことも
また、弱い自分が変わることもないでしょう
世の中の価値観は常に変わり
人の思いも変わります
しかし、神の言葉は永遠に変わらない真理ですから
わたしたちは常に
聖書のみことばを通して
自分がどういう人間で、どんな弱さを持ち
そこにサタンがつけこんでくる可能性があることを知り
そうならないために自分がどうするべきかを
(どのような武装すべきかを)
教えられていく必要があるのです
もしこの戦いが人間相手のものならば
人間的な武器、つまり
お金や権力といったものが通用するでしょうが
サタンにはそういうものは通用しません
そのため
人間の思いや欲といった心の問題は
どんな人にもおよび
いつまでも解決に向かうことがないのです
聖書に登場する昔の信仰者たちは
自分の思いとは違う道であっても
神の言葉を受け入れて従い
約束された祝福を得ました
どんな時代が来ても
わたしたちが平安な生涯を送るために
必要なのは変わることのない神の言葉です
「万物の終わりが近づいている
だから、心を確かにし、身を慎んで
努めて祈りなさい
何よりもまず、互いの愛を熱く保ちなさい
愛は多くの罪をおおうものである」7‐8節)
「愛」はキリストの心です
この愛によってクリスチャンは救われました
そして
同じ愛をもって、心の武装をする時
あやまちは正され
神が「善」とされる事を行うことができるようになり
神に喜ばれる人として成長していく
こうして、わたしたちは
終わりの時まで
自分のたましいを神にゆだねていくのです(19節)
そのような生き方や信仰感は
世の中に同調しないため
人には受け入れられないかもしれませんが
「キリストの名のためにそしられるなら
あなたがたはさいわいである
その時には
栄光の霊、神の霊が
あなたがたにも宿るからである」(14節)
「悪魔の策略に対抗して立ちうるために
神の武具で身を固めなさい
わたしたちの戦いは
血肉に対するものではなく
もろもろの支配と、権威と、闇の世の主権者
また天上にいる悪の霊に対する戦いである」
(エペソ人への手紙6章11‐12節)
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