今週のみことば
1月7日
(スマートフォン用ページはこちら)
〜2023年の聖言〜 汝らキリスト・イエスの心を 心とせよ (ピリピ書2章5節) |
今年当教会に与えられた年頭のみことばは上記の通りです
この「キリスト・イエスの心」については
1節から具体的に記されています
「そこで、あなたがたに
キリストによる勧め、愛の励まし、御霊の交わり
熱愛とあわれみとが、いくらかでもあるなら
どうか同じ思いとなり
同じ愛の心を持ち
心を合わせ
一つ思いになって
わたしの喜びを満たしてほしい
何事も党派心や虚栄からするのではなく
へりくだった心をもって
互いに人を自分よりすぐれた者としなさい
おのおの、自分のことばかりでなく
他人のことも考えなさい
キリスト・イエスにあっていだいているのと同じ思いを
あなたがたの間でも互いに生かしなさい」(1‐5節)
マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四福音書には
人間としてのイエスの生涯と教えが記されていますが
その一つ一つの歩み(生き様)には
「キリストの心」が反映されており
わたしたちの「生き方(心がけ)の模範」とされています
「わたしがあなたがたにしたとおりに
あなたがたもするように
わたしは手本を示したのだ」
(ヨハネによる福音書13章15節)
ここでは「洗足式」について見本を示したように
イエスご自身の言葉や行いは
人の思いを超えた神の思いによるものであり
クリスチャンはその思いを共有すべく
自分の言動を省みて
正していく必要があるのです
四福音書を読んで行く時
イエスご自身は
病める人を癒し、弱っている人を強め
人々に希望を与えるキリストとしての立場を示すと共に
彼を陥れようとして暗躍するパリサイ人たちに対しては
毅然とした態度で
なおかつトラブルを回避する動きをし
やがては十字架にかかる使命に忠実に従う立場を示して
どんな時も「模範」となって下さっていることが分かります
このように
弱い人に対する思いやりや
傲慢な人に対する対処法
また、罪を犯した人に対する許しまで
「キリストの心(愛)」を知ることは
わたしたちの心がけや考え方の変換を促し
さらには
この奸悪なる世の中を生きるにあたり
各々が自分の十字架を背負って
「キリストの心」に従って歩む道へとつながります
わたしたちの人生には
一人一人に神より与えられた使命があって
そこを歩むに当たっては
恐れや不安、様々な迷いもある中で
その弱い心を強めてくださる神への信仰が
正しい道へと導いてくれるでしょう
ですから
自分の思わぬ方向へと人生が導かれたとしても
キリストの心に習い
その導きに従って
信仰をもって歩みだすことが大切なのです
「だれでもわたしについてきたいと思うなら
自分を捨て、自分の十字架を負うて
わたしに従ってきなさい」
(マタイによる福音書16章24節)
<目次