今週のみことば
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3月11日
「イエスがオリーブ山で座っておられると
弟子たちがやって来て、ひそかに言った
『おっしゃってください
そのことはいつ起こるのですか
また、あなたが来られて世の終わるときには
どんな徴があるのですか』
イエスはお答えになった
『人に惑わされないように気をつけなさい
わたしの名を名乗る者が大勢現れ
”わたしがメシアだ”と言って
多くの人を惑わすだろう
戦争の騒ぎや戦争のうわさを聞くだろうが
あわてないように気をつけなさい
そういうことは起こるに決まっているが
まだ世の終わりではない
民は民に、国は国に敵対して立ち上がり
方々に飢饉や地震が起こる
しかし、これらはすべて
産みの苦しみの始まりである
その時、あなたがたは
苦しみを受け、殺される
また、わたしの名のために
あなたがたはあらゆる民に憎まれる
そのとき、多くの人がつまづき
互いに裏切り、憎み合うようになる
偽預言者も大勢現れ、多くの人を惑わす
不法がはびこるので、多くの人の愛が冷える
しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる
そして、御国のこの福音は
あらゆる民への証しとして宣べ伝えられる
それから、終わりが来る』」
(マタイによる福音書24章3-14節)
24章は
「終末の徴(しるし)」について
様々なたとえを用いて語られています
「世の終わり」つまり「キリスト再臨」の時は
神以外だれにも分かりません
ただ、その予兆については
具体的に記されており
今の世の状況を見るにつけても
本当に「その時」は近いように感じますが
大切なのは
何が起きても決してあわてないことです
というのも
人の心を惑わす者が多く出現するため
そういう存在に惑わされないように
常に注意しなくてはなりません
もし惑わす者に惑わされてしまうと
神の言葉さえ聞くことができなくなり
その結果、心が貧しくなって、信仰を失い
物事を正しく受け止めることができなくなるのです
アモス書8章11節には以下のように記されています
「見よ、その日が来ればと主なる神は言われる
わたしは大地に飢えを送る
それはパンに飢えることでもなく
水に渇くことでもなく
主の言葉を聞くことのできぬ飢えと渇きだ」
世の中はすでに
何が起こるか分からない時代に入ってきており
様々な問題にサタンが働いて
人の心を神から離すように仕向けてくるので
信仰者は常に「目をさまして」いることが重要です
「だから、目を覚ましていなさい
いつの日、自分の主が帰って来られるのか
あなたがたには分からないからである」(42節)
どんな時代が来ようとも
神の言葉を正しく聞いて受け止める信仰を保ち
神の目線で進んでいくことを心に留めて
正しい道を歩んでいきましょう
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