今週のみことば


1月6日


〜2007年のみことば〜

ここに信ずべき言あり
『我等もし彼と共に死にたる者ならば
彼と共に生くべし』


(テモテ後書2章11節)



今年当教会に与えられた年頭のみことばは上記の通りです
キリストの死にならうバプテスマを受けたわたしたちは
彼と共に一度この世に死んだ者であり
同時に
彼と共に生きる者として生まれ変わりました

もはやわたしたちは、自分で生きているようであって
キリストによって生かされています
となれば
みことばに従わず自分勝手に生きようとするなら
平安に生きていくことはできません

洗礼を受けて救われるのみならず
その後の人生も神に習う者として成長して行くことが
神より求められていることですから
この”信ずべきことば”を聞き
”自分”というものに死んで
神と共に生きてまいりましょう

「ユダの人々およびエルサレムの民よ、わたしに聞きなさい
あなたがたの神、主を信じなさい
そうすればあなたがたは堅く立つことができる
主の預言者を信じなさい
そうすればあなたがたは成功するでしょう」
(歴代志下20章20節)


大軍を前にして、そこに進み行こうとするヨシャパテ王は
人々に向かって声をあげました
常識的に考えれば勝てるはずもない戦いであっても
ヨシャパテ王は預言者のこの言葉を信じて進みだしたのです
「この大軍のために恐れてはならない、おののいてはならない
これはあなたがたの戦いではなく、主の戦いだからである」(15節)


その後
大軍であった3つの民の連合軍は互いに同士討ちを初め
滅ぼしあって自滅していきます
こうしてヨシャパテ王は戦うことなく勝利を得たのでした

神の言葉には従ってみなければ
動いてみなければわからないことが多いものです
考え込んでしまっていては一歩も進めませんし
自分でダメと決めてしまったらどうしようもありません

また
敵の同士討ちの様子を見る時に
冷静さや正しい判断の必要性を教えられます
つまり
彼ら3つの民の本来の目的は
お互い協力してヨシャパテ王を倒すことでした
ところが最初の目的とは違う方向に事が進んでいても
誰もそれを止める者もいない
自分が何をやっているのかわからなくなると
最初の目的から外れていることも気づきません
こういうことは人間にはよくあることで
もし正しく導く者がなければ
とんでもない間違いに陥る場合もあるということです

新年の初めにあたり
もし今の状況が例え良くなくても
希望をもって神と共に進んでいきましょう
枯れたように見える木が春になれば芽を出すように
神によって生かされていれば
やがて状況も変ります

人生には苦しみがあるが故に喜びが与えられ
神を信じ、みことばに従う者には
すべてのことが益となる
望みのない時にもなお望みをもって信じる者となりましょう

この新しい年も
神よりの祝福が豊かにそそがれますよう
心よりお祈り申し上げます



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