今週のみことば
12月9日
「人はみな草だ
その麗しさは、すべて野の花のようだ
主の息がその上に吹けば
草は枯れ、花はしぼむ
たしかに人は草だ
草は枯れ、花はしぼむ
しかし、われわれの神の言葉は
とこしえに変わることはない」
（イザヤ書40章6-8節）
目に見えるところの華やかさというものは
いつまでも続くものではなく
人の栄華とは空しいものです
すべてのものは神の手の内にあり
それらはいずれみな枯れていくものですが
神の言葉は永遠に変わるものではありません
世の中には真理を求めている人はたくさんいます
しかし
一体何が真実なのかわからないため
神の言葉である聖書のみことばさえも
否定する風潮があるのは嘆かわしいことです
人の考えは日々変わり
そのような考えに流されていけば
真理をつかむことはできません
神の言葉は永遠に変わらないのですから
それを草のごとき人間が
勝手に変えてはならないのです
「あなたがたは真理に従うことによってたましいをきよめ
偽りのない兄弟愛をいだくに至ったのであるから
互いに心から熱く愛し合いなさい
あなたがたが新たに生まれたのは
朽ちる種からではなく、朽ちない種から
すなわち
神の変わることのない生けるみことばによったのである
『人はみな草のごとく
その栄華はみな草の花に似ている
草は枯れ、花は散る
しかし、主の言葉はとこしえに残る』
これがあなたがたにのべ伝えられたみとこばである」
（ペテロの第一の手紙1章22-25節）
わたしたちは真理＝神のみことばに従い
洗礼と聖霊のバプテスマを受け
キリストに習う者として生きる道が与えられました
このように新たに生まれ変わったのは
永遠に朽ちることのない神の約束であるみことばによるものであって
人の考えによるものではありません
「人は、そのよわいは草のごとく
その栄えは野の花にひとしい
風がその上を過ぎると、うせて跡もなく
その場所に聞いても、もはやそれを知らない
しかし主のいつくしみは
とこしえからとこしえまで、主を恐れる者の上にあり
その義は子らの子に及び
その契約を守り
その命令を心にとめて行う者にまで及ぶ」
（詩篇103章15-18節）
人はちりから造られたものであることを
神さまは覚えておられます
そんな人の栄華が過ぎ去った後は
そこにかつて栄えがあったことさえも
人の記憶からは忘れ去られてしまうものですが
神のあわれみといつくしみは
神を恐れ
自分をちりであると自覚し
聖書のみことばに従って生きる者の上には
その子孫にまで永遠にふりそそがれるのです
今わたしたちのおかれている立場がどのようなところであっても
すべてのところで神をほめたたえていきましょう
人は愚かなものだと知っていさえすれば
すべてのことに感謝ができます
自分が何者であるかを知り
神の前に頭を低くしていく時に
そこには思いにも願いにもまさる神のわざがなされます
「だから、わたしたちは、あわれみを受け
また、恵みにあずかって時機を得た助けを受けるために
はばかることなく恵みの御座に近づこうではないか」
（ヘブル人への手紙4章16節）
人は希望のないところでは生きていくことができません
もうダメだと思えば自らダメになり
偽物の薬であっても
効くと信じて飲めば一時的に元気になるなど
人は希望によってその心も体も左右されるのです
世の中には
一見頼りになりそうな多くの希望があるでしょう
しかし
世の希望はやがて朽ちるものばかりで
本当に希望があるのは
永遠に朽ちない神の言葉だけです
どんな時でも
どんなところに置かれても
朽ちることのない神のみことばを信じて
希望を持って生きていきましょう
そこにはかならずちょうどいい助けがあり
それによって
わたしたちの内で
神さまが生き働いて下さることを知るのです
＜目次