今週のみことば
12月30日
「十字架の言葉は滅び行く者には愚かであるが
救いにあずかるわたしたちには、神の力である」
(コリント人への第一の手紙1章18節)
「それだのに神は
知者をはずかしめるためにこの世の愚かな者を選び
強い者をはずかしめるためにこの世の弱い者を選び
有力な者を無力な者にするために
この世で身分の低い者や軽んじられている者
すなわち、無きに等しい者をあえて選ばれたのである
それは、どんな人間でも
神のみまえに誇ることがないためである」
(同上27-28節)
わたしたちは偉いから神に召されたのではなく
立派だから選ばれたのではありません
むしろ、そうではないからこそ選び出され
神の力を得てこの世に生きています
そのような者が何をなしたとて
自分を誇ることはできないのです
今年一年も
自分の無力さを痛感する時にこそ神の力を得ていることを実感し
今日まで守られてきたことを心から感謝するものです
世の知恵者がどんなに知恵をしぼっても好転しない世相にあって
わたしたちは神の言葉を信じ、従うことによって
常に危ういところから助けられ、平安のうちに生かされている
神を信じない人にとって愚かとされる聖書のみことばは
わたしたちにはひとつひとつが大きな神の力として
確実に生きて働いています
こうして生かされていることを感謝すれば感謝限りなく
一方、欲に目がくらめば
そこには不平と不満と不安が満ちています
願わくばわたしたちは常に前者のようでありますように
そのために神に求める心は次のみことばのとおりです
「わたしは二つのことをあなたに求めます
わたしの死なないうちに、これをかなえてください
うそ、偽りをわたしから遠ざけ
貧しくもなく、また富みもせず
ただなくてならぬ食物でわたしを養ってください
飽き足りて、あなたを知らないといい
『主とはだれか』と言うことのないため
また貧しくて盗みをし
わたしの神の名を汚すことのないためです」
(箴言30章8-9節)
2006年は
ここ箴言30章4節のみことばからはじまりました
「神の言葉はみな真実である
神は彼により頼む者の盾である」
このみことばのごとく
常にわたしたちの盾となり
切なる求めに応じて必要なものも備え
日々を養ってくださった神さまに
心いっぱい感謝して参りましょう
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