今週のみことば


9月1日

「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である
もし人がわたしにつながっており
またわたしがその人とつながっておれば
その人は実を豊かに結ぶようになる
わたしから離れては
あなたがたは何一つできないからである」
(ヨハネによる福音書15章5節)


わたしたちクリスチャンは
ぶどうの木につながる枝=イエスにつながる者
それぞれ与えられた使命は違えど
みな幹に連なることで幹から与えられる祝福を得て
幸いな実を結ぶ者とされています

ところが
その枝が自分の力で実を結んでいると勘違いをして幹から離れると
実は実らなくなってしまいます
どんなに世間的に立派になったとしても
自分は枝のひとつであることを忘れず
いよいよしっかりと幹につながっていくように
信仰をもって進むことが大切なのです

人は物事が上手く進むとしばしば傲慢になり
”心のうちに神を離れる”ことがあります
これは
一見普通に信仰しているように見えて
実は形だけの信仰になっており
心のうちでは自分の力を過信している姿です

「あなたがたがわたしを選んだのではない
わたしがあなたがたを選んだのである
そして、あなたがたを立てた
それは、あなたがたが行って実を結び
その実がいつまでも残るためであり
また
あなたがたがわたしの名によって父に求めるものは何でも
父が与えて下さるためである」

(ヨハネによる福音書15章16節)

わたしが自分で何かしているようで
実はすべてのこと神が働き、導いて下さっていること
そして
実を結ぶために選んでいただいたことに感謝して
日々の歩みを整えていくことが大切です

世の中においては
「わたしがした」ということが重要ですが
神の国では
すべては神によってなされ
神に栄光を帰していくのです

「光は正しい者のために暗黒の中にもあらわれる
主は恵み深く、あわれみに満ち、正しくいらせられる」
(詩篇112篇4節)

「わたしは常に主をわたしの前に置く
主がわたしの右にいますゆえ
わたしは動かされることはない
(詩篇16篇8節)


人間は弱い者ですから
その心も体もちょっとしたことで左右されますが
闇の中にある人にも必ず光は与えられることを信じ
ぶどうの木につながる枝として
いよいよ神の前に正しい歩みができますように
心して進んでいきたいものです

「あなたはいのちの道をわたしに示される」
(詩篇16篇11節上半句)


この世にあって常に命を得て生きていくために
イエスにつながる姿勢だけは崩さないようにして
いのちの道を勇ましく歩んでいきましょう




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