教会の成り立ち
昭和20年
戦地から無事生還した初代牧師山口十郎は
祝いの席でメチルアルコールを飲み
一瞬にして目を失った
その時25歳
文字通り目の前が真っ暗となるが
一念発起して盲学校へ入学
そこに来ていた宣教師によって
初めてキリスト教に触れる
卒業後マッサージ業を営む傍ら
当時広島県西部で栄えていた某教団に入会
後に幹部として用いられるようになる
しかし
その恵まれていた教団に一人の野心家が現れ
教団を営利事業に利用しようとしたことから
内部に不信感が起こる
昭和29年
教団を去った初代牧師は
真の教会を求めて福山へ
そこでイエス之御霊教会教団と出会う
同年7月
和歌山にて按手礼をうけ
イエス之御霊教会教団の教役者となり
広島イエス之御霊教会の牧師に任命される
昭和30年9月1日
現在の山陽イエス之御霊教会設立
その後平成10年、天に召されるまで
生涯牧師としての使命をまっとうした
その間に教団は大きくなっていったが
同時にその伝道活動が一部問題となるなど
徐々に形が変わりつつあった
そこへ新監督の就任
ここで教団は大きく方向を変え
内部分裂が生じる
平成13年4月
山陽イエス之御霊教会は
教団から正式に離脱し
単立教会として
新しく歩みはじめた