選択削除と既存データ飛び越え編集


これまでレセプト作成時に昨月初めの入力が間違っていた場合など、前項消去が使いにくくエディターで直接編集する事がありました。
事務員さんが簡単に修正すべき日の該当項目だけ削除、編集できるように機能を追加しました。
診療入力項目リスト上で削除する行(p15等記号の行でなくてもよい)でダブルクリックするとその項目のみ削除します。
検査、処置などで使用薬剤がある場合、薬剤のみの削除も可能です。

これらの機能を追加するため検査のデータ構造を変更しています。
今までのデータと互換性はないので、必ず月初めから使用してください。
従来 #i1b:162:155(bが採血料、162が採血料を含む点数、155が判断料)と記録されていたものが
#i1:150_9(検査本体)、#i41:12(採血料)、#i44:155(判断料)と3つに分かれます。
_9の部分はその検査で算定可能な各種項目を12桁の2進数に置換え、これを10進数表示したものです。
上位ビットから以下のように並びます。
複数月1回=2048 月2回目減算=1024 前月の細菌感受性=512 外来管理加算算定不可=256 病理判断=128 微生物判断=64 免疫判 断=32 生化2判断=16 生化1判断=8 血液判断=4 尿判断=2 採血料=1

#i1:150_9 の _9 は2進数000000001001を10進数化(採血料算定可能で1、生化1判断料算定可能で8の合計9)しアンダーバーで区切り記入したものです。
自動算定で採血料、判断料が以下の形で記入されます。
#i41:12   採血料(乳幼児加算は19点)
#i42:34   尿判断料
#i43:135  血液判断料
#i44:155  生化1判断料
#i45:134  生化2判断料
#i46:144  免疫判断料
#i47:150  微生物判断料
#i48:146  病理判断料

do入力で採血料を含んだ項目を選択した場合、採血料を省いて点数を変更しますので、今までのdo項目が使えます。