<<雪の降らない町>>

貴方は夢を追う人

私、待ってて、いい?

ずっと一緒にいる約束

幼い頃の甘い想い

二人で重ねた記憶

全てを抱きしめて

大切だと思ってたのは私だけかな?

いつの日からだろう

置いてけぼりにされたのは、、、

遠くなっていく貴方を

引きとめる術を知らない

ただ涙を流すことで

貴方を苦しめたくないから

振り向かない後ろ姿

分かってるつもりでも

泣きたくなるほど悲しい

貴方の近くに居たかった

例え見てる世界が違っても

一番近くに居たかった

例え見えてる人が違っても

貴方を一番知ってる私が好きだから

貴方を好きな自分が好きだから

昔のような無垢な心は

失ってしまったけど

貴方の夢の重さも分かるから

ワガママでいさせて

貴方が分かるのは私だけだと

欲張りでいさせて

貴方は私だけのものだと

ホントは分かってる

変わりゆく日々の暮らしの中で

互いに別の道を選んでしまったこと

戻れるはずのない

花畑のような幻想の中で

彷徨い続けれないことを、、、。

それでももう少しの間だけ

子供の頃のように

貴方の後ろ姿が乗った

鉄の翼が羽ばたき始めて

この雪の降らない町を飛び立つまで