<<WINTER>>

星のように光り輝くイルミネーション

メイン ストリートなのに僕と君の二人だけ

真っ赤なバスの中モデルみたいにカメラ向けられ

照れる君から目が離せない

地平線まで見える真っ白な大地の中

君は何処に隠れたの?

君の声が雪の上を滑って

音の旋律になって僕の耳に届くまで

綿雪は休むことなく降り続く

君の声が僕の冷めた心 溶かして

世界まで明るく変える

春の匂いが近づいて

ベランダの雪だるまも水たまりになっちゃって

そのうち乾いた手袋とバケツだけ

春の日だまりの中

ぽかぽか ひなたぼっこするけど

冬が終わり溶けても冬はちゃんと生きてる

君の願いはどんなこと?

僕はまだ全然 子どもで不可能はたくさんあるけれど

少しずつ君に近づいていくから

一緒に消えてしまうまでに

僕の視線に早く気づいてよ