<<My Girl>>

生き延びるために与えられた

無限にある嘘は貴方の愛には勝てない

電灯の光で伸びる陰を見つめてた

世の中に溢れ狂う 愛の歌なんて

偽りだと聴きもしなかった

求め続けていたのは機械化された

世の中で何となく暮らすロボットで

貴方の愛なんかじゃなかった

合理化された美しさが

闇夜に苦しむ全ての生き物を解放し

全てがスケジュール通りの日々で

道を外すことのないプランを

挫折なく歩く僕は貴方が一番嫌いな人種で

さけて通るはずの貴方に愛想笑いで

交わせない何かを感じたというのだろうか?

全てが崩れる音がして

危機感を全身で受けて

それでも嫌いになれない何かが

僕を貴方へと動かしていく

認めたくない想いは

無視できない大きさに膨らんで

初めての恐怖で震え出す

僕は何を求めてた?

機械化された貴方より

笑っている貴方を選んでる

自分に気づいた その時

貴方への愛に気づいた僕がいた