しまなみ海道

●本州と四国を結ぶ自動車道としては、昭和63年4月(1988年)に開通した、
 児島・坂出ルートの瀬戸中央自動車道(6橋から成る)。

●平成10年4月(1998年)に開通した、神戸・鳴門ルートの神戸淡路鳴門自動車道
 大鳴門橋(1985年6月開通)、明石海峡大橋(1998年4月開通)2橋から成る
 そのうち、明石海峡大橋は、吊り橋としては世界第1位の橋である。(1999年現在)

●平成11年5月1日(1999年)に開通した、尾道・今治ルートの西瀬戸自動車道は、
 大小併せて10橋から成り立っていて、本四連絡橋としては、いちばん西に位置し最後に
 開通した橋である。

しまなみ海道とは、一般公募により命名された西瀬戸自動車道の愛称である。

●このページは、私が、しまなみ海道へ行ったときの写真やエピソードなどを、書いた物です。(1999.10)

       この写真は、向島と因島との間に架かる因島大橋です。(因島大浜PAにて)
        クリックするとフル画像が見られます。

※因島大橋 昭和58年12月開通1270m 因島には広島フラワーセンター、国民宿舎ゆげロッジ等の他
 16年前に建造され資料館となっている、因島(村上)水軍城があります。

一口コラム
1999年5月1日に開通したしまなみ海道の所要時間は福山西 インター〜今治インターまで1時間30分程であるが、開通した 次の日5月2日日曜日1番の混みようで、福山西から今治まで、 11時間40分もかかってしまった。開通以来5ヶ月間で、のべ 700万人の人が、来て660億円のお金を、使っていった。

●因島と生口島を結ぶのが生口橋です。

※生口橋 今から8年前の平成3年12月開通790m 生口島には日本画の平山郁夫美術館・耕三寺・
シトラスパーク瀬戸田
があります。

一口コラム
シトラスとは、柑橘類のことで世界中で約800種の柑橘類があり           ここ生口島のシトラスパーク瀬戸田には、その内600種が、展示           されています。
「食の館」レストラン、ショップ
「香りの館」(資生堂提供)柑橘を中心とする香りを体験したり、自分だけの香水制作 (予約が必要)、香りのお茶、香りによる健康作り(アロマコロジー)        「ウッディジム」・「スーパースライダー」等ちびっ子も自然の中で、        遊べるようになっています。   

●この二つの写真はここシトラスパーク瀬戸田の、シトラスパビリオンで撮った写真です。 二つとも「仏手柑」という柑橘類の1種です。私は、こんなに変わった形のみかんを初めて みました。このほかにも小さい物から、大きい物までいろんなみかんがここには、展示され ています 


このバスはこの公園内を 無料で回る見学バスです。

一口コラム
耕三寺は、金本耕三という人が僧籍(耕三寺耕三)を許されて母の供養のために独力で30年の月日を掛けて造ったお寺です。飛鳥〜江戸時代の24の建造物が境内に立ち並び、西の日光目の保養と称される。   



一口コラム
因島〜生口島間の生口橋が開通してから30の航路は、廃止か減便となったが、橋を渡れば400円フェリーで渡れば200円で、今でも島の人たちの足として残っている。




●多々羅大橋

この橋は生口島と大三島の間に架かる多々羅大橋です。クリックするとフル画像が見られます。

●現在斜張橋としては、世界一の橋です。平成11年五月開通主塔と主塔の間が890m全長1480m あります。
主塔の高さが224mこの橋の真ん中が、広島県と愛媛県の県境です。

一口コラム
平成11年5月1日の開通式の時、生口島出身の日本画の平山郁夫先生と、大三島出身の書の大家村上三島先生が、この多々羅大橋の真ん中で握手をされました。

一口コラム
大三島に有る大山祗神社には、国宝級の武具・甲冑(よろい・かぶと・刀剣)実に全国の8割が納められているほど、歴代の武将の尊祟を集めた神社です。この神社には、樹齢2600年の楠があり実にこの木の根回りは、10mに及びます。

●大三島橋

この橋は大三島と伯方島の間に架かる橋で、しまなみ海道の中では一番早く開通した橋です。 今から20年ほど前、昭和54年5月開通の全長328mのアーチ形の橋です。

一口コラム
伯方島は古くより塩の島としてその塩は、赤穂の塩などと並び称されていました。 今でも伯方島では、2つの製塩事業所が、営まれています。

●伯方・大島大橋 伯方橋(平橋325m)大島大橋(吊り橋840m)

この橋は伯方島と大島の間に架かる橋です。渡るときには気づかないのですが、 伯方島、見近島、大島の3島の間に架かる橋で、昭和63年1月に開通しました。

一口コラム
大島は昔より石の島で花崗岩の変成岩である御影石(みかげいし)を産出しその石は 姫路城、国会議事堂とう日本の代表的な建築物にも使われました。また近年では石文化伝承館などが作られました。また青山工房などでは、御影石を使っていろいろな物を作る試みがされています。

一口コラム
御影石は、一級品で一辺が30cmの四角(立方体)で8万円ほどもします。 このことがいまだしまなみ海道が全通していない1原因にもなっています。道路を造るための土地の買収が、進まないためです。全通するにはもう5年程かかると言われています。

●来島海峡第一大橋(960m)、来島海峡第二大橋(1.515m)、来島海峡第三大橋(1.570m) これらの橋は大島と四国今治とを結び、世界で初めての三連吊り橋です。平成11年5月開通。

● この写真は手前大島側から来島第1,2,3大橋です。クリックするとフル画像が見られます。

一口コラム
来島大橋の塔高は第1が149m第二第三は、なんと184mもあります。橋を作るのに使われたセメント5.7万立方m(今治城天守閣の10棟分)、砂11万立方m(今治城天守閣の19棟分)、石材19万立方m(今治城天守閣の33棟分)鋼材11万トン(東京タワー28基分)。橋を吊ってるケーブルは、直径65センチメートル、橋が大きいので地球が丸いため二本の主塔の下側と頂上では、長さが30mm違います。(来島海峡第三大橋)

● この写真は大島の亀老山(307m)山頂の展望台より橋を撮ったものです。ここでは360度展望が開けていて瀬戸内の島々を見ることが出来ます。 クリックするとフル画像が見られます。

●これでしまなみ海道を一応終わります。いつか全通した時にゆっくりと行きたいものです。 またしまなみ海道の橋には、歩行者用の道がついていて、尾道の街から今治の街までずっと歩いて渡れます。自転車や原付バイクでも渡ることが出来ます。(歩いて渡れるのは、橋の区間のみ)

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