平成十九年秋季書道研修会旅行

H19.11.13書道教室1・2の合計25名が0730二川公民館前を鯉城バスで出発、山陽道を通って山口市を目指す。
1000山口に到着し、時間の関係で降車見学予定のサビエル記念聖堂は車窓からの見学となる。約15分の走行で瑠璃光寺に到着。
瑠璃光寺は大内氏全盛期の文化を伝える持院であり、陶氏7代当主陶弘房の死後弘房夫人が夫を弔うために1471年建立し当時は
安養寺と呼ばれたものが1492年に瑠璃光寺と改められたそうである。
五重塔は大内義弘の弟大内盛見が兄を弔うために建立開始したが盛見が戦死後の1442頃完成。五重塔は屋外にある中では10番目に古く
現在国宝に指定されている。池越しに見る塔は周りの木々の緑と紅葉の色とが調和して非常に美しい。
瑠璃光寺ではご朱印も貰い45分を過ごし次の見学地「常栄寺雪舟庭」に向う。1115−1140を雪舟庭で過ごす。山門横には雪舟の胸像があり
山門の奥には鐘楼があり、本堂北側の雪舟庭は見る角度・見る位置の高さにより趣が変わる。石庭であるが龍安寺のものとは全く趣が異なる。
もう少し紅葉が進むと廻りの景色とマッチして本当に美しいのではなかろうか。
1140に雪舟庭を後にして本日の第2イベント湯田温泉入浴と昼食のため常盤ホテルへ向う。
大広間で昼食。ほんのわずかのふぐ刺しが出る。すき腹にビールで乾杯後ご馳走に舌鼓を打つ。他の人とはぐれ入浴は多分泊り客用と
思われる露天風呂に入る。他に一人の入浴客だけでゆっくり温泉を楽しむ。
1400湯田温泉を後にして中国道を走り吉和インターで降りてウッドワン美術館に向う。絵も素晴らしかったが、マイセン館の中国清朝の磁器・
日本の薩摩焼・ドイツ本場のマイセンが素晴らしかった。しかし時間がなくて特急見学となる。
予定より少し遅れ1625美術館を後にして中国道経由で1800前に呉到着。楽しい研修旅行を終える。

写真

瑠璃光寺五重塔の遠景 池越しに五重塔を眺める 瑠璃光寺本堂
五重塔の近景 常栄寺雪舟庭見る角度により景色が変わる 昼食・入浴をした湯田温泉常盤ホテル正面
ウッドワン美術館正面 ウッドワン美術館横の階段から紅葉した樹木を見る 美術館裏手ではスキー場に人口雪を製造中

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