OB会箱根伊豆旅行
H17年11月28日午前7時呉駅集合で第5期OB会役員14名(15名予定が一名病気のため欠席)で箱根・伊豆旅行に出発。
概略行程は次の通り。
11/28:呉発0727→0752着広島0828発→(のぞみ6号)→0951新大阪着1019発→(ひかり408)→1235熱海着
バスで元箱根
に着き「箱根関所跡」を見学。現在改修中であったが、当時の関所通過が如何に大変だったか理解できた。
元箱根からは芦ノ湖を海賊船型遊覧船で桃源台までの船旅を楽しむ。両岸の紅葉は既に末期を迎えている。
桃源台から小型ロープウェイに乗り、芦ノ湖の風景を楽しみながら桃源台で下車し温泉卵6個で500円を味わう。
今度は大型ロープウェイで早雲山まで行き、バスで込み合った箱根新道を時間をかけて箱根湯本駅前に到着。
持参のホテル案内地図の不備もあり、案内者(小生)のミスもあり箱根湯本ホテル到着が大幅に遅れる。大宴会・入浴後就寝。
11/29:0830ホテルを出発、今日明日は大型貸し切りバスでゆったりとした遊覧が楽しめる。お宮の松を見て熱海を後にする。
城ヶ崎海岸で時間を取り、切り立った海岸のはるか下方の岩に打ち寄せる太平洋の荒波に感動する。吊橋も壮観である。
昼食は「花吹雪」と言う会席料理店でとる。「桜おこわ膳」であったが独特の牛乳豆腐もありなかなかのものであった。
下田の了仙寺で「日米和親条約」締結の記念場所を味わい、隣接の「了仙寺宝物館」「黒船美術館」を見学。ペリーの似顔絵が
種々あり、西郷さんに似ているのが傑作である。朱印を戴く。
石廊崎まで足を伸ばし、低気圧の関係で風が強くなった岬で強風を味わう。打ち寄せる波と風の強さは瀬戸内育ちには考えられない。
海岸・山の竹・木が風の影響を受け斜めに育っている。沖を進む船も風に逆らって止まっているように見える。
宿への帰り道にある「旭洋丸水産」と言う干物屋で金目鯛、アナゴ、鯵、いかなご等ふんだんに焼いてくれた物を試食。他の店より
安くて新鮮という干物を購入し本日の宿泊地稲取温泉に急ぐ。17時に稲取観光ホテルに到着。露天風呂を堪能して夕食大宴会。
11/30:0830ホテルを出立し先ず「河津七滝」へ。釜滝、エビ滝、蛇滝、初景滝、かに滝、出合滝、大滝が上流から並んでいるが、時間の関係
から、踊り子さんの像で有名な初景滝を見物。なかなか規模が雄大。「滝」は「DARU]と読むそうである。
車窓より「旧天城トンネル」を見、「河津七滝ループ橋」は通ったがループの直径100m,高低差75mで音戸大橋よりかなり大きい。
天城峠から常連の滝に到着。石川さゆりの「天城越」で有名な滝をはじめて見る。往復30分の石段の道を下りその雄大な姿に触れる。
まさに行きはよいよい帰りは怖いで、足が棒になる。杖をついた人が降りて来るが帰りは帰れるのかと人事ながら心配になる。
修善寺に着き源家・北条ゆかりの地を散策。狩野川両岸が整備され、「竹林の小径」は竹製の柵が美しい。途中足湯に手を漬けて
温度を味わい、赤い「渡月橋」を渡り修善寺へ参詣。修善寺は807年弘法大師の開基で真言宗であったが、途中で
曹洞宗に変わったそうである。但し、本尊は「大日如来で当初から変っていない。
修善寺を後に、韮山へ。途中の紅葉が美しい江川太郎左衛門が造って、大砲28門に使われた鋳鉄を鋳造した「韮山反射炉」を見学。
前にあるお茶屋のご主人が、反射炉の案内人を兼ねており、非常な博識とユーモアを交えた説明で、聞く人をあがせなかった。
残念ながら、「江川邸」は休館日で見学できなかった。帰り道は事故の影響で込み合い、休館だったのが幸いだったか?
三島発1550→(ひかり417)→1759新大阪着1829発→(のぞみ25)→1948着広島2007発→2034呉着

写真

箱根関所資料館 大涌谷、温泉卵を食べる
熱海海岸お宮の松 城ヶ崎海岸の遊歩道から切り立った崖下を眺める
城ヶ崎海岸公園にある吊橋 下田了仙寺本堂
稲取温泉「稲取温泉観光ホテル」から望む日の出 天城 常連の滝
だるまさん高原から望む富士さんの勇姿と駿河湾 江川太郎左衛門が造った「韮山反射炉」

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