唐津・ハウステンボス旅行

 6月28〜30日能登半島への旅を予約していたが催行人数18人以上に対して我がパーティ2名のみで中止となる。
このまま旅をあきらめる気にもならず同一期間で唐津からハウステンボスを回って帰る旅行を企画し実行した。

天気予報では天候は期待できなかったが、6月28日に08:22呉駅を出立し新幹線で博多に到着。博多市営地下鉄から筑肥線直行電車で唐津に向かう。
唐津は3回目であるが、今回は市内を事前検討し唐津駅前にある唐津藩ご用達の川島豆腐店で昼食を予定していたが予約が一杯で断られる。
活き魚料理「山茂」で和食をいただく。
食事後は唐津市内探索にかかるが、まずは中里太郎左衛門陶房で唐津焼の買い物をする。目的の一つが終わりいよいよ市内探索ということでネットで調べた城下町遊山コースに従って歩くが、方向を間違えて時間ばかりかかり歩き疲れる。それでも城下町を代表する史跡、まずは唐津城を見物。エレベーターで城内に入る。70歳以上は無料で乗れる。通常エレベーターは垂直に上るものと理解していたが、この地のものは城壁の中を斜めに上って城内に入るようになっている。外観を壊すことなく登れる設備は素晴らしいと思う。

唐津は人口の割に市街が広くいたるところに史跡が残っている。唐津駅に戻り、ロッカーの荷物を出してタクシーで本日の宿「唐津シーサイドホテル」に向かう。ホテルはメーター1,000円の距離で松浦川を「舞鶴橋」を渡り虹ノ松原の延長上の海浜に建っている。

6月29日はローカルな路線でハウステンボスに向かう。まずJR筑肥線で伊万里に到着。伊万里〜有田間は松浦鉄道西九州線で一両編成のジーゼル車で東松浦半島の山間部を走る。車内は地元の年配の客がちらほらである。有田でJR特急ハウステンボス号に乗り換え長崎本線・大村線を走りハウステンボス駅に到着。
途中早岐駅で佐世保行き特急「みどり」と分離して走る。ハウステンボスも3回目であり、駅と駅からの眺望は記憶にある。

 駅から長い橋を渡り対岸のJRホテルを眺めながらハウステンボスの入場ゲート前につく。先ずホテルヨーロッパの予約済を届けて、荷物のホテルへの配送を手続し、場内フリーパスのとくとくカードを貰ってハウステンボス内を散策。休日ではないので人はまばら。
海にザブーンとDive ワンダービークルダックツアーの勧誘を受けて乗ることにする。これは通常のバスがそのまま海にどぶーんと入り海上を船になって走るものでハウステンボスの沖まで出てそこから陸を眺めるものである。淡水の川・池等に入るものは何か所かあるそうであるが、海水に入るのは世界でもここだけとのこと(豪州であったが2か月で腐食のためにリタイアーしたそうである)。バス1台が1億円で耐海水用として超ジュラルミン製で各所に工夫が施されている。それでも一度海中に入ると真水のプールを通り付着しているものを落とす作業が入る。ドライバー(ガイド)がユーモアのセンスにあふれ45分の乗車が短く感ぜられた。非常に素晴らしい経験をした。
 昼食をとりハウステンボスのシンボルタワーである「ドムトールン展望台」に上る。天候は良くないが80mからの眺望は素晴らしい。買い物をしようと場内を歩くがなかなか目ぼしいものが見当たらない。この時、大規模コンペンションホールで和太鼓の演奏があるとの勧誘を受けて入場する。広島県にも和太鼓のグループはたくさんあるが、本日のグループ「打打打団天鼓」の舞台には驚嘆した。出演者は8人(男5人、女3人)で大小種々の太鼓を自由に操り、女性は津軽?三味線の名手で太鼓と三味線が非常によくマッチしている。当然女性は太鼓の名手でもある。本拠地は大阪であるが7年前よりヨーロッパ公演を毎年2か月行っているそうである。ハウステンボスには3日滞在し5回の公演を行うそうで、この後は東京公演ということであった。
 スリラーファンタジー地区には日本の怪談屋敷、ホラーアトラクション劇場等があるが入場はもう一つ気が進まない。
ホテルヨーロッパ(前回来たときには満杯であったためホテルアムステルダムに宿泊)にチェックイン。夕食は外部に併設されている「吉翠亭」で和食懐石をとる。

 6月30日は午前中をハウステンボスで過ごすことにしていたが、見たいところもあまりないので博多へ早くついて買い物をしようということにして、予定より3時間早い特急「ハウステンボス号」で帰宅の途に就く。博多の駅周辺を歩く。博多の町はさすがに大きく人のにぎわいがすごい。
広島駅で途中下車していつものごとく「酔心」で夕食をとって帰宅。3日間の旅行を終える。ほとんど雨に合わなかったのは日ごろの行いのせいか?

写真

     
 唐津駅前モニュメント 唐津駅(以前来たとき高架工事中) 中里太郎衛門陶房 
     
 唐津城 下部手前は早稲田中・高 本丸より唐津港を  本丸レベルより唐津城を望む 
     
 松浦橋  唐津リバーサイドホテルレストランより海を臨む  虹ノ松原
     
 ハウステンボス駅よりJRホテルを望む 特急ハウステンボス号  ハウステンボス構内運河 
     
 水陸両用バスよりマリーナを望む 遊覧船  ハウステンボス沖より陸地を望む 
     
 遊覧船 水陸両用バス  ドムトールン展望台より 
     
 ドムトールン展望台より ドムトールン展望台より  太鼓演奏の行われたホール 
     
 ホテルヨーロッパの部屋より
直下は運河
ホテルヨーロッパのフロント前  ハウステンボス駅を望む 

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