門司港へふぐを食べに
北九州のふぐをおいしく食べさせる宿を検索の結果、門司港ホテルの「関門厳選ふぐプランツイン」が見つかり2月13日で予約
ふぐは料亭で食べるコースのためあらかじめ連絡があったが、本命のところが月曜は休日であったため「伯翠庵」となる。
門司港から山手に車で10分程度のところにあり、自然に囲まれた「山荘」で山ろくに6つの庵(部屋)がありすべてが独立している。
一名から100名収容できる部屋まであり非常に素晴らしいところであった。
我々は茶室に通されたが、そこはTVにも出たことがある有名な部屋で「伯翠庵」で一番良い部屋だそうです。
食べ切れないほどのふぐさしがでて、大食漢の我々もふぐちりは食べ切れませんでした。
美人女将の久米洋子さんが出迎え、途中では熊笹をつけた笹酒の回しのみを振舞われ大満足でした。

尚、「伯翠庵」は40年前に開業した料亭で、車での送り迎えがあるが、宿泊もできるそうである。

13日は天候が良く暖かかったため、遊覧船に乗って、跳ね橋をくぐり、海からレトロ地区及び下関を望んだのもすばらしかった。
翌日はあいにくの雨模様で、門司出光美術館を訪問、ここは開業5年で昔の倉庫の中を改装して美術館にしている。
展示品は「仙高ウんの動物画展」で江戸時代に活きた僧:仙高フユニークな且つ慈愛に満ちた作品が多数展示されていた。
又、出光石油操業の地として、出光石油及び創業者の歴史を大々的に展示しており、戦前からの歴史を知る上で参考になった。
レトロ地区の古い建物と対照的に新規開発されている西地区には「海峡ドラマシップ」と言う新しい施設ができ
2Fはロマンあふれるマーケットと銘打った昔の商店街の町並みが造られ情緒をそそられた。
その一角には「片岡鶴太郎」、「竹下夢二」のコーナーもあったが、メインは海峡が生んだ昭和映画史の華「田中絹代の世界」で
大女優としての彼女の歴史・生き様が理解できる多数の遺品・写真を展示していた。

写真

宿泊した門司港ホテル
著名な建築家故アルド・
ロッシ氏が鮫をイメージした
デザインのホテル
ブルーウィングもじ
(跳ね橋)
遊覧船から関門橋を望む 門司港レトロ展望室のある高層ビル
栄町銀展街
戦前は人並みがあふれていたそうであるが
現在はシャッタ通りと化している
呉中通りと全く同じ
門司港駅
大正3年に門司駅として開業
ネオ・ルネッサンス洋式建築で昭和63年に鉄道駅舎では初の国の重要文化財に指定されている
出光美術館(門司)
平成12年4月誕生
出光興産創始者出光佐三氏収集の美術品を所蔵
大正期の倉庫の外観をそのまま残している
海峡ドラマシップ
平成15年4月オープン
関門海峡の過去・現在を五感で感じられるミュウージアム

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