書写山圓教寺参拝

H20.7.6書写山圓教寺に出かける。
姫路駅前JALホテル姫路をスタートしタクシーで走ること約30分で書写山ロープウェー乗り場に到着。
往復900円也でロープウェー乗車券を購入。20分ごとにある便に乗り約5分で頂上に到着。同乗者には結婚式に出席するスタイルの人がいる。
20年前に一度来たことがあるが頂上の景色を見ても全く記憶がない。
インターネット検索で収集した情報ではロープウェイを降りたら道が二つに分岐していて、左は馬車道・右はしんどそうな坂道となっているが迷わず右の道を
選ぶこととなっていたので間違いなく右へ進む。すぐに西国巡礼の道となり、左右に西国33観音像が配置されており荘厳な気分となる。
広大な仁王門を潜り、進むと寿量院に到着。更に進むと十妙院が右にあり、左には広大な圓教寺会館、更に権現坂を下ると十字路にで正面に壮大な摩尼殿が
望まれる。摩尼殿内を拝観し、仏前結婚式の開始間際に出くわす。来る時に一緒になった結婚式出席の服装をした人たちもこの式に臨んでいる。
摩尼殿のつくりは京都清水寺と全く同じだそうでしたから見ると木造建築の美しさが分かる。舞台も高さの違いはあるが清水寺と同じである。
結婚式はろうそくの明かりしかない暗さの中で荘厳に行われている。朱印を貰って摩尼殿を後にし、奥の院を目指す。
途中、大講堂・不動堂・護法堂を見て奥の院開山堂の到着。拝観をして語朱印を戴く。この院の住職は話が好きで奥の院の由来を話してくれる。
開山堂は四隅の柱から4匹の猿が屋根を支えていたがそのうち1匹が逃げてしまったそうである。
帰りは右の道を通り、途中で金剛堂・榊原家廟・根本薬師堂を見ながら、権現坂を登ったところで圓教寺会館を左に見ながら馬車道を下る。
馬車道は道は広いが歴史上興味のあるものはなく、檀家が寄付した若木を柵の中で育てているのが興味深かった。
ロープウェーで下り下界に到着。
書写山圓教寺は天台宗別格本山で西の比叡山とも言われ、西国33箇所27番・播磨西国33箇所1番で、重要文化財がたくさんある。
これらを見ることができ有意義な日であった。

写真

書写山ロープウェイ乗り場への道 ロープウェーを降りて左の道をとると
「西国巡礼の道」の道標がある
仁王門を望む
権現坂を下った十字路から摩尼殿を見上げる 京都清水寺と同じ造りの摩尼殿を下から撮影 摩尼殿の舞台より下界を望む。高さは低いが
清水寺の舞台から望むのと同じ気分
奥の院開山堂 開山堂の屋根を猿が支えている 下りのロープウェイから姫路の町を望む

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