東部ニューギニアをしのぶ会第6回 長崎
東部ニューギニアをしのぶ会も第6回を迎えました。今回は4月8日〜10日の2泊3日長崎旅行でした。
因みに、第1回東京、第2回神戸、第3回広島、第4回名古屋、第5回丸亀、でした。いずれもその地の出身者にご足労をいただきまして楽しい旅行となりました。
今回は4月8日13時に長崎中央駅に集合し長崎護国神社に参拝。その後は、幹事さんのお蔭をもちまして3日間長崎の通常観光コースを外れた歴史のある素晴らしい個所を見学できました。
初日は、予定を変更しホテルチェックイン後平和公園を散策し公園内にあるモニュメントを見学しました。(宿泊)長崎駅前の「ホテルニュー長崎」
4月9日は0830ホテルを出て軍艦島に渡るべく長崎港に行く。軍艦島に行く桟橋が4か所あり、1車が間違えたため2車とも集合するのに時間を要したが、9時発の専用船で軍艦島に向かう。外洋に出ると波が高いが上陸はできそうであると言われ一安心。途中高島に上陸。端島(通称軍艦島)は高島町に属している。この島も炭鉱の島である。この島は人も住み大きなホテルが営業している。
軍艦島が近づいてくると外観はまさに軍艦である。船員に船を桟橋に固定してもらい何とか上陸できた。昔から上陸はなかなか難しかったそうである。解説によると1960年の炭鉱最盛期には5,259人の人口があり東京都の10倍の人口密度で人間がひしめき合っていたそうである。日本で初めてマンションが建てられ、屋上が子供たちの遊び場であった。49年前に廃坑となり完全な無人島となったため建物が崩落しているが、島内にはあらゆる物が完備し小中学校・映画館・公民館・病院・神社・寺院が建てられ、特に神社での祭りは盛大に行われたそうである。今回の旅行で最も楽しみにしていた端島(軍艦島)に上陸できたことで大満足。
軍艦島を後にして市内へ帰り四海楼で昼食。午後からはガイドさんが付き、先ず、出島和蘭商会を遠方から見て、福斉寺を訪問。この寺には原爆の犠牲者を弔うための亀に乗った高さ18mの観音像(万国霊廟長崎観音)とフーコーの振り子がある。フーコーの振り子は世界3番目の大きさであり、地球が自転していることの証明ができる。次に西坂公園の二十六聖人記念堂を訪ねる。浦上の永井隆博士の居宅「如己堂」・記念館を見学。永井博士の経歴を詳しく知ることができた。原爆資料館を見て山王神社を訪問。被爆したクスノキと一本足鳥居を見る。眼鏡橋を見て「稲佐山観光ホテル」に入る。ここからの夜景は素晴らしい。夜景を見ながら夕食。今日の夕食は卓袱料理である。温泉はないが大浴場があり旅の疲れを癒すことができた。当然翌朝の朝ぶろにも入る。
4月10日はホテルを9時に出て観光。今日も昨日に引続き昭和タクシーの「松崎栄子」さんにガイドをお願いする。素晴らしいガイドさんである。
昨日もそうであったが、通常の観光では行かないが非常に歴史上有名な個所を観光できる。先ず、興福寺を訪問。中国のお寺で祭られている仏も中国の英雄である。境内に竹林があるが、竹の断面が四角な竹がある。以前竹原の竹林に同様な竹があった記憶がある。ガイドが是非案内したいという凧の博物館を訪問。主人が中々能弁で展示されている世界中の凧について面白い解説があった。蛇の凧を購入。ここには有名人が多数来店している。次に坂本竜馬が創設したか亀山社中の跡を訪問。山の中腹にあり下を眺めると人の動きがわかるために商売上有利であるためこの地を選んだそうである。これで観光はすべて終了。
昼食はガイドさんの推薦するきしめんの店でとる。中々おいしい麺であった。
写真の掲示
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長崎護国神社 | 平和祈念像 | 原爆資料館 |
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軍艦島行き連絡船 | 高島資料館に展示してある軍艦島の模型 | 軍艦島上陸桟橋 |
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炭鉱に潜るためのエレベータ塔 | 荒廃が進んでいる | 同左 |
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出島和蘭商会跡の記念碑 | 福斉禅寺にある18mの観音像を載せている亀 | 浦上街道記念碑 |
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山王神社の石段 | 眼鏡橋 | 稲佐山ホテルから見た夜景 |
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稲佐山ホテルから見た昼景 | 興福寺 | 稲佐山ホテル外観 |
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興福寺本堂 | 興福寺本堂の内部 | 興福寺境内の竹林 断面が四角の竹あり |
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凧の博物館 館長が身振り手振りで説明 | 竜馬の像前で記念撮影 | 亀山社中跡の記念碑 |