　呉駅０６４７発の電車で広島駅集合時刻に間に合うべくスタートする。早く到着したため同じツアーの人は添乗員も含めて誰も来ていない。
添乗員の藤田さんが到着したので、挨拶し構内のレストランでモーニングサービスを戴く。
今回のツアー第１日は広島から山陽東海道新幹線・東北新幹線・秋田新幹線を乗り継いで１０時間かけて秋田に行く工程である。０８１２秋田に到着。早速バスで本日の宿泊地男鹿温泉の男鹿ホテルに入り温泉に入り、夕食を戴く。夕食のデモストレイションで石焼を見せてくれる。石を900度くらいに焼いたものを桶の中に入れ、魚や野菜を熱して食べるものである。

　第２日は0800ホテルを出立し、男鹿半島入道崎に到着し日本海を眺める。入道崎の北緯40度を示す石の並びは素晴らしい。車窓より日本キャニオンの崩落した崖を見て、次の見学地白神山地・十二湖へ。小さい湖がたくさんあり、中でも”青池”の神秘はブルーには感動。ブナの原生林を歩き森林浴に満足。アオーネ白神で昼食。千畳敷・かぶと岩の奇岩を鑑賞。隆起した海岸の地形に簡単。十三湖に到着し東北の蜆の産地の一つで貝汁を戴く。青森県では大きな蜆の十三湖と小さな蜆の小川原湖が有名だそうである。
本日の最後の景勝地”竜飛崎”に向かう。途中天気が悪くなり、霧の中を狭い急カーブを肝を冷やしながらバスが進む。ドライバーに命を預けた心持であった。竜飛崎は北海道へのJR線トンネルの入り口であるが、幸い頂上に着いた時には霧が晴れ絶景が見られる。風が強いため危うく帽子をもっていかれる所であったが何とか取り戻せた。鰺ヶ沢高原のナクア白神ホテルに到着し温泉で疲れを癒す。

　第3日は0730ホテルを出立し、下北半島の観光をする。津軽半島から下北半島へのフェリーの乗り場である磐田港へ着き約1時間の陸奥湾横断クルーズを楽しむ。途中でイルカのショウを無料で見学でき非常に幸運であった。夜のTVでもイルカのショウが放映されクルーズで見られるのは珍しいことと理解する。藤野沢港づバスに乗り換え佐井港へ向かう。ここから仏ヶ浦遊覧に出かける。この遊覧は昨日は強風のため中止となったそうで、心配するが本日は運行されるそうで、出発まで港田時間を過ごし船に乗り込む。先般鞆の浦で乗った船と同じくらいの大きさで120人乗りである。防波堤を出て外港になるとすごい波で、船が揺れるたびに恐怖の叫びが出る。船から絶景を眺めながら波の押し寄せる中を仏ヶ浦に上陸する。この地は隆起した地形だそうであるが、砂浜に奇岩が伸びておりまさに絶景である。再び乗船して佐井港を目指すが船の揺れにも慣れて皆平静である。上陸後再びバスで下北半島北端の町大間崎へ到着する。大間崎はマグロの一本吊で有名であるが、予定のショウは見られなかった。
次の観光地日本3大霊場の一つ「恐山」を参拝する三途の川・菩提寺・宇曾利山湖・境内を散策する。恐山は宗旨のない寺でご本尊はお地蔵さんだそうである。硫黄の強臭の中を歩き最後にご朱印を戴く。下北名産センターでトイレ休憩を兼ねた休みを取り、2000三沢小牧温泉「干しのリゾート青森屋」に到着。規模はずいぶん大きいホテルである。遅い到着のため、すぐ夕食となるがバイキングのため料理を取るのも疲れる。温泉に入り就寝。

　第4日は岩手県観光である。0800ホテルを出て久慈駅に到着。三陸鉄道北リアス線の起点である久慈駅から列車に乗る。朝ドラ”あまちゃん”で見たと同じ塗装の1両編成に乗る。我々のツアー客でほぼ満員となる。40分の乗車であるがTVで見た津波被害の情景が現れる。
陸中海岸の景勝地「北山崎展望台」・「浄土ヶ浜」の豪快な景色を鑑賞。
最終日の宿泊はホテル森の風「鴬宿」である。今回の旅行で最も大きいホテルで被災ぶりに日本食の夕食を楽しむ。温泉も露天風呂・サウナを楽しむことができた。

　第5日は東北新幹線・東海山陽新幹線のグリーン車で快適な最終日を過ごして21時過ぎに帰呉。4泊5日の旅行を終える。


秋田新幹線駅	男鹿ホテルで実施の石焼風景	男鹿ホテル正面

男鹿半島「入道崎」の北緯40度線を表す石列	男鹿ホテル内の「なまはげ」像の前で	男鹿半島より日本海の荒海を望む

十二湖の一つ「青池」の素晴らしい青さを	鶏頭場の池	車窓から日本キャニオンの岩崩れを望む

十三湖	十三湖のほとりでシジミ汁を戴く。国内最大の蜆	小雨降る津軽半島竜飛崎

竜飛崎より荒れる日本海を	鯵ヶ沢温泉「ナクア白神ホテル＆リゾート	津軽半島（蟹田港）～下北半島（脇野沢港）クルーズ船より下北半島を望む。途中でイルカのジャンプを見る。

佐井港	仏ヶ浦の奇岩	仏ヶ浦上陸後の奇岩

下北半島最北端大間崎	恐山	恐山の神秘的な境内

三沢・小牧温泉「星野リゾート青森屋」	三陸鉄道北リアス線の起点久慈駅	あまちゃん電車から津波後の景色を

北リアス線普代駅	陸中海岸北山崎展望台	陸中海岸浄土ヶ浜　背景に奇岩の景観

雫石町鴬宿「ホテル森の風」より岩手山を	ホテル森の風	盛岡駅新幹線ホームより市内を展望