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HONDA Super Dio
(AF27 -130 Mn-YA)
1.購入・納車
成り行きで中古を買うことになった(^_^;)。HONDA
Super Dio AF27のSpecial Edition。たぶん92年式くらい。
あれば何かに使えるだろうからということでとりあえず購入。
2.インプレッション
インプレッションということもないが・・・
車庫内などでの取り回しとか小回りに関しては、ハンドル切れ角が少なく意外と良くない。apriliaの方が断然小回りがきく。
走行距離はメーター読みで1551kmだが、最低1回り、もしくは2回りほどはしていそうな感じ。
キックによる始動性は良いが、セルが回らない。
ライトはLOWが点かない。HIGHはOK。その他の電気系はバッテリーが死んでいる?こと以外OKのようだ。
タイヤは前後とも交換が必要。サスはフロントが固着してリジット。リアはよく動くがすでにへたっている?
加速・変速は多少段つきがあるものの、特に問題なし。ブレーキもOK。
ただ、排気煙がかなり多め。オイル種類見直しと調整が必要と思われる。
その他、ライト下部のライト角度調整・固定ボルトが無いので追加が必要。
ちょっとした荷物の運搬に使いたいので、前かごなどもできれば欲しいと思う。
3.メンテ記録
04/05/30 引き取り メーター読み1551km(たぶん1〜2周?)
ライトバルブ交換、バッテリー交換
04/06/07 1562km? セルリレー修理、オイルポンプ調整
04/06/20 1572km? フロントフォーク交換、キャブ(ガス濃度)調整、前カゴ取付け
04/07/19 1584km? エアフィルター交換(490円税込)
05/01/18 1???km? 原付2種(60cc)に変更登録
05/01/23 1745km? 前後タイヤ交換
ダンロップD306 3.00-10
42J (4PR) 通販で購入。
1,300円×2本+送料650円+振込52円の計3,302円。
交換は、前後ホイールを外してバイク屋さんへ持ち込み。
交換1,200円×2本+バルブ500円×2本+廃棄300円×2本+税の計4,200円。
リアサス交換
タイYSS社製の5段調整式リアサス(新品・ブルー)をヤフオクで購入。
送料・代引込で3,500円。
プラグ交換
NGK
BR6HSA 南海部品で473円。
05/01/28 1990km? ヘッドライトバルブ交換
レイブリック35/30W。ホームセンターで714円。
06/09/10 2442km? マフラー交換
KN企画 純正互換マフラー(台湾製)を通販で購入。
税・送料・代引全て込みの新品にガスケットも付いて5,300円。
07/06/24 2???km? オートチョーク修理
電源不具合につき新設。
4.雑記録
04/05/30 ・引き取り・納車
オデッセイで約1時間。引き取りに行ってきた。
まずバッテリーがダメだったのでホームセンターで購入(MFタイプ2980円)。
ロービームも切れていたのでバルブ購入(714円)。付いていた(ハロゲン!)の台座形状に合わせて30/30Wを買ったが、
どうも本来のものと台座形状が違う気がする。
とりあえず点くのでOKとして、次回交換時はちゃんと調べよう。--->本当は35/30Wが正しいのが分かった。
あと、ライト下の角度調整ネジ?がないようで少しライトがガタツク。近日中にセットしたい。
その他、バッテリーを替えてもセルが回らない。リレー?の「コツッ」という音はするが、セルがまったく動かない。
時間がある時に調べてきようと思う。
タイヤも前後とも替え時なので、交換を考えないといけない。
04/05/31 ・セル不具合
昼休みに市役所でナンバーを取って来た。その後コンビニで自賠責に入った(2年で10630円)。
任意保険は四輪のファミリーバイク特約に入るつもり。(調べたら年4000円くらいの計算)
Dioのセル不具合、疑わしいところは
1.バッテリー
2.セルスイッチ
3.ブレーキスイッチ
4.セルリレー
5.レギュレータ
6.セルモータ本体
7.セルモータ固着
8.ヒューズ
このうち1はバッテリーは新品にしたのでOK。2はスイッチに反応して「コツッ」というリレー?の音がするのでOK。
3はブレーキを握った時と握らない時で「コツッ」の音が違う(握らないと鳴らない)のでOK。
5はウインカー等他の電装系が全て正常に作動するのでたぶんOK。
8はヒューズ目視問題なく、かつ直結しても同じ状況だったのでOK。
残る4、6,7はある程度分解しないと確認できないので今度の休日にでも・・・。
04/06/07 ・セル不具合2
Dioのセル不具合、あちこちカウル?の爪を折りながらも分解して色々やってみた。
セル直前のコネクタの通電確認したところ、セルボタンを押しても電気が来ない。
で、セルモータにバッテリを直結したところ、元気に回った。とりあえずモーターは大丈夫。
というわけでバッテリー側に向けて少しづつチェックをしていったところ、
セルリレーのコネクタが焼けて溶け、4本のケーブルのうち一部電源側ケーブルが断線していた・・・(^_^;)
セルスイッチ側のケーブルはそれでもまだ生きていて、コツッという音をさせていたのだ。
錆びてショートして焼け、溶けて断線し、自然消火という雰囲気。
セルリレー本体もダメかな?と思いながらも、コツッと音がしていたことに望みを掛け、
きれいにしてコネクタを作り直したところ、無事セル始動が可能となった。経費ゼロ。
でもクラッチやプーリーのカバーのゴムパッキン?がダメなので交換が必要。
とりあえず無しで組んでみたが、パッキンがない分クラッチがカバーに接触するので
外したままにしといた。(プーリーのカバーは付けていないと始動できないので付けてるが)
それから、オイル煙が(アクセルを開けると)2stにしても相当なものだったので、
オイルポンプのケーブルを緩めて調整。(調整後にまだ試走していないので効果は未確認)
オイルも現在何が入っているかわからないので、純正の少し良いオイルを買って入れようと思う。
アプリリアに混合で入れてるオイルはちょっとスクーターには良すぎて混合比が合わないし。
Fサスは固着がひどく、シリコンスプレーして凸凹を走ったくらいではビクともしない。
6000円ほどで新品(社外純正相当品)が買えるらしいので、交換を考え中。
Rサスはやはり新品で3000円ほどらしい。ちなみにタイヤが新品で1本1400円だそうで。
04/06/08 ・パーツリスト購入
中古だが300円で購入。ただし送料290円+振替130円で計720円也。
さっそくセル修理で外したクラッチとプーリーの各カバー用ガスケットを発注した。
04/06/12 ・ガスケット購入
クラッチ部カバーのガスケットとプーリー部カバーのガスケットを購入。871円也。
既に取り付けているプーリー部は面倒なので交換はまたの機会として、ガスケット無しでは接触するため
取り付けできなかったクラッチ部のカバーのみガスケットを取り付けた。
先日、最弱にしてみたオイルポンプの設定の上、HONDAの純正(SuperFine・税込714円也)オイルを継ぎ足しで
入れてみた。
しばらくは前と変わらない感じだったが、しばらくするとかなり煙が減ったようだ。
ポンプ調整とオイルのどちらが効いたか分からないが・・・。オイル混合比が少なくて焼き付かなければいいけど・・・。
薄くなった分、オイルの質が(たぶん)良くなったので大丈夫かな?とは思う。
04/06/20 ・Dioフロントフォーク交換/前カゴ取り付け
Dioのフロントフォーク、固着してリジットになっていた。乗り心地や操縦性にも影響があるので新品を購入して交換した。
新品の純正互換品(台湾製?)で価格5800円(税込)+送料790円+振替130円=計6720円也。
前カバーを取り外すとフォーク固定ボルトが見える。4本ボルトを外すだけでフォークは簡単に抜ける。
12mmのTレンチで作業すると楽だ。(結構固いのでラチェットだとナメるかも・・・)
フォークのボルトを緩めておいて、ホイールアクスルシャフトを緩め、次にフロントをジャッキアップする。
(クルマのジャッキに木の板を咬まして代用)
アクスルシャフトを抜いてホイールとブレーキを外す。
フォークのボルトを抜いてフォークを外す。 作業中画像
新品フォークと比較すると・・・劣化は一目瞭然(^_^;) フォーク新旧比較
(左2本が新、右2本が旧。長さの違いが・・・)
縮んだ状態で固着していたんですね。コーナーで簡単にガリガリしていたのはそのせいか?
新品フォークを軽くグリスアップし、アクスルシャフトもグリスアップし、元通りに組み込む。総所要時間20分ほどだった。
効果のほどは・・・ダンパー効果があるものではないが、乗り心地や操縦安定性には歴然とした違いがある。
この価格なら替えて大正解というところだろう。
前カゴは後ろカゴとセットで中古を購入。(後ろカゴは当面使う予定はないけど)
代金1000円+送料1060円+振込52円=計2112円也。代金より送料が高い・・・(^_^;)。
先日調整してオイル煙は減少したが、まだ多めだったのでキャブのガス濃度を調整した。
標準より薄めの2回転+8分の1回転ほど戻しあたりのセッティングでエンジンのツキ、煙の出方のバランスが
良さそうなので、これで当面様子をみようと思う。
04/07/19 ・Dioエアフィルター交換
エンジンはかかり、アイドリングはするがふけ上がらない状態になり、キャブを調整するも変わらず。
エアフィルターをチェックすると、結構ボロくなっていたので交換することに。
フィルターを外したままでキャブのドレンからガソリンを抜いてみると、少しマシになった。
フィルターはお店に在庫があったので購入(税込490円)。取り付けてキャブ調整すると、きれいにふき上がった。
メインジェットが詰まり気味だったのか、エアフィルターのせいか、よくわからないが・・・とりあえずOK。
04/08/15 ・Dio不調対策
エンジンを掛けてから当分カブったようになって走行できないトラブルがあったので、オートチョークの不具合ではないか
と思い、チェックしてみることに。
オートチョークを外して手で動かしてみたが、動作は特に問題なさそう。とりあえず注油。
電気的なチェックは出来なかったが、コネクターにシリコンスプレーなどして組み直した。
試運転してみると、なかなか快調なようだ。しばらく様子見。
05/01/18 ・原付2種登録
60ccへの変更登録完了。
これで30km/h制限も二段階右折も関係なくなる。(^^)v
デメリットは・・・税額が年200円UPするのと、二輪免許の無い人が乗れなくなること。まあ大きな問題ではないだろう。
05/01/23 ・リアサス交換/前後タイヤ交換/プラグ交換
タイYSS社製の5段調整式リアサス(新品・ブルー)をヤフオクで購入。送料・代引込で3,500円。
インナーBOXとエアクリーナーカバーを外せば簡単に交換できた。
下取り付け部の幅が広いので、ワッシャーで調整(1mmほど?)。
全長が純正より少し長めなので、センスタ立ててもリアタイヤが少し接地するが特に問題ない。バンク角が深くなった?
純正がヘタッてたというのもあるが、純正新品と比べてもかなりしっかりした感じがする。(最弱でも純正新品より固め)
前後タイヤはダンロップのD306を通販で購入。1本1,300円×2本+送料650円+振込52円の計3,302円。
交換は、前後ホイールを外してバイク屋さんへ持ち込み。交換1,200円×2本+バルブ500円×2本+廃棄300円×2本+税
で、計4,200円也(タイヤ代より高い)。
リアホイールを外す時気付いた事。ナットが緩んでた・・・(^_^;)
インナーBOXを外したついでにプラグも交換。NGK
BR6HSA 南海部品で473円也。
試乗してみると、プラグ交換のおかげで冷間時の白煙が減った。(^^)v
タイヤ・サス交換のおかげで、コーナーリングが楽で安全に。道路のうねりやギャップ処理も楽になった。
乗り心地も良いし、足廻りは新車以上???
あとは排気系(マフラー)と駆動系(ベルト・プーリー・ウエイトローラ)あたりを弄って行きたい。
せっかく原付2種にしたんだし・・・。
オートチョーク後にエンジンが不調になる(アイドリングからアクセルを開けるとエンスト)のは、オートチョークの不具合か?
と思っていたら逆で、ガスが薄かったためと判明。エンジンが温まっていない時に調整したためでしょうね。
カブリ気味?と思ってどんどん薄い方に調整していた・・・。結局2回転戻し位で調子よく回っている。
06/09/10 ・マフラー交換
久しぶりにエンジンをかけてみたら、始動はするもののフケ上がらない(発進できない)。
以前から時々そういう事はあったが、今回は何度やっても時間をおいてもだめなので、マフラー詰まりと判断した。
KN企画さんの純正互換マフラー(台湾製)を通販で購入。税・送料・代引全て込みの新品にガスケットも付いて5,300円也。
Dio(AF27)はシート下のインナーBOXを外すだけでマフラー交換できるので楽だ。
前のマフラーがサビサビだったので、新品マフラーで随分イメージが良くなった。
試走してみると、音はほんの少し純正より大きい(太い)が、(新品同士でも)純正より抜けが良いのが体感でき、以前と比べて雲泥の差。
パワーも純正より多少UPするらしく、確かに加速時のトルク感は快調だった時よりも良くて60kmのメーター振り切りに達する迄が早い。
(うちのDioは原付二種)
07/06/24 ・オートチョーク修理
Dioのエンジン、アイドリングはしても回転数が上がらない(上げるとエンスト)状態になることがあり、そうなるとしばらくして
エンジンをかけ直すなどしなければ走行できない状態になることが頻繁にあった。
どうやらオートチョークが正常に働いていない(チョークが効きっ放し)ような感じなので、チェックしてみた。
Dioのオートチョークは、ジェネレータから直接電気を取って発熱し、内部のジェル?が固まったり溶けたりしてその膨張率の差で
チョークの「針」を上下させる仕組みだ。
電気が来ていない時は針が縮んだ状態で18.5mmほど出ている。この時チョークは効いている状態。
通電して加熱されると少しづつ針が伸びて23mmほど出ている状態になり、チョークの穴を塞ぎチョークが切れる。
よって、正常ならエンジンが始動してジェネレータから電気が送られれば加熱されてチョークが切れる。
エンジン稼働中はずっと加熱したまま・・・ということだ。通電中の本体は触れないほど熱い。
で、オートチョークは外して通電チェックしてみた。セルを回して(ジェネレータは発電しているはず)も電気が来ないようだ。
断線など調べるのが面倒だったので、バッテリーから直接電源を取ってオートチョークを発熱させてみた。
するとちゃんと針が伸びてきたので、オートチョークへ電気が行っていなかった(チョーク効きっ放し)と判断。
ただし、これではエンジンを切っても電気が行きっ放しなので、ギボシを外して対応(^_^;)。
近日中にオートチョーク専用のスイッチを付けるか、テールランプあたりに連動させるリレーを付けようと思う。