250年の歴史を持つ杓子問屋であった古民家がその伝統を生かした空間再生により、このたび貸しギャラリー、茶房、アンティークショップに生まれ変わります。オーナーである宮郷晴督・素子夫妻はかねてよりこの場所に面する通りを単に表参道商店街の裏通り、あるいは生活通りではなく、情熱ある町家通りになることを願っていました。
「町家通り」という呼び方も、つい最近命名されたばかりです。多く魅力がある宮島の、この町家通りに誕生した空間、ここ宮郷家の「ぎゃらりぃ宮郷」が今後の町家通りの核となるでしょう。「宮島」は世界遺産、日本三景、等々わずか10分の船旅で島に渡ることによって、とても神聖な空気を感じさせてくれる不思議な島です。感受性豊かな創作活動するものにとって、その何かわからない不思議な力を感じることはたやすいと思われます。
その宮島に創作活動の場が生まれることは多くの人々が待ち望んでいたことではないでしょうか。プロ、アマ問わず、ジャンルを越えて多くの物創りの人々に利用していただきたいと思っています。
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