四国太平洋岸 災害時医療者のための方言のてびき
マップに書かれた地点の手引きを準備しています。地点をクリックするとダウンロードできます
閲覧・印刷の際の注意
■てびきはPDFファイルです。閲覧にはAdobe Acrobat Readerなどのソフトが必要です
■印刷する場合はA4サイズの紙を2枚ご用意ください
■1枚目は意味別、2枚目は五十音順に語を並べてあります
■中央横に山折りにした後、水色の部分を谷折り、緑色の部分を山折りにすると、折りたたむことができます
■両端の線の外側は、余白です
更新情報
2018年11月 公開開始しました。なお、土佐市宇佐は作成中、徳島県海陽町宍喰は試作です。
2018年12月 山折り、谷折り線の表示を改訂しました
2019年 2月 ご自分でも調査なさりたいという方へ、調査簿を公開いたしました
地図上の地点名をクリックすると手引きが表示されます
誤解しやすい文法について
この地域の方言では、災害時、誤解しやすい表現に禁止表現があります。禁止が「られる」「れる」の形で表現されます。
【パターン1】見られん=見てはいけない 見れん=見ることができない(ら抜きは不可能表現)
入られん=入ってはいけない 入れん=入ることができない
さわられん=触るな さわれん=触ることができない
せられん=するな 来られん=来るな
*文法的には、上・下一段活用動詞、ラ行五段活用動詞など
【パターン2】行かれん=行ってはいけない 行けん=行くことができない
歩かれん=歩いてはいけない 歩けん=歩くことができない
(「行ける」「歩ける」のような語がある場合、「行けん」「歩けん」に「れ」を足すと禁止表現)
飲まれん=飲むな 使われん=使うな
*文法的には、五段活用動詞
ご自分でも調査してみたいという方へ
みなさんのお住まいの地域でも作成してみたいという場合は、以下のサイトから調査簿をダウンロードできます。
エクセル形式(タブを切り替えて利用してください)はこちら
PDF形式はこちら
調査結果をお送りいただけますと、監修・相談の上、それぞれの地域の手引きを作成して公開いたします。
お問い合わせ、情報提供等は
高知大学教育学部 日本語学(岩城裕之)研究室
iwakilabo-shikoku@yahoo.co.jp (お問い合わせ専用アドレス)
本資料の作成のための調査・手引きの作成は、岩城裕之ゼミで2016年度より行っています。
調査・資料作成者
【卒業生】 木村明弘・田中陽菜・辻田あいみ(2016年度卒)、多田羅奈々・松永みどり(2017年度卒)
【在学生】 4年生 鷺原華奈・入交太郎・吉川真未 3年生 塩田絢菜・能勢祐丞・松田俊也・張竣幃(台湾・樹人医護管理専科学校より)