クリスマスの準備


クリスマスまであと一ヶ月となり
先週はまず大掃除から始まった
昔は大掃除も飾りつけも
12月に入ってからゆっくりやっていたのだが
昨今は世の中が早々とクリスマスムードになるので
なんとなくせかされている気がして
一ヶ月前には室内のツリーを出し
外のイルミネーションもつけるようになっている

まあこうして色々準備するのも手間がかかっているので
早めに出してゆっくり楽しむのも悪くはない
さて今年はどんな飾りにしましょうか・・・

ところが
困ったことにこの度はなかなか良いアイディアが浮ばない
本屋に立ち寄った時には
必ずクリスマス関連の雑誌には目を通しているのだが
どうもピンと来るものもないし、、、

毎年このシーズンになると
一度はヨーロッパのクリスマス風景を見に行きたいものだと思う
日本の飾りは年々派手になるけれど
雑誌などで見かけるヨーロッパのクリスマスの風情とは全然違うので
何とか本物を見て勉強してみたいものだ

うちのクリスマスツリーは購入してから20年になる年季もの
すでに何箇所も修理を重ねては
やっとのことで使っている状態だ
でもこのツリーは葉っぱの先が本物みたいにとがっていて
かなり良い作りになっているので
同じようなものを探してはいるが今のところ見つからない

今年の飾りは白くて透ける素材のリボンを中心に
とりあえず色数をぐっと絞ってみた
庭つくりをしながらいつも思うことだが
わたしにはどうも色あわせのセンスがあまりないようで
色数が多くなるほどどうしていいかわからなくなってしまう
そういう場合の得策がコレ、”色の限定”だ

お庭も場所によって植える花の色を決めていると
特に失敗がない
服も同系色であわせておけば無難
時々「カラーコーディネーター養成講座」なんて文字を見ると
勉強すれば何とかなるのかなあとも思うけど
まあ当面はこの路線でやってみる

出来上がったツリーを母に見せたら
「ウエディングドレスみたい!」
と喜んで早速今日の一句に

ほぉ・・ウエディングドレスか・・・
わたしはソフトクリームかパフェみたいだと思ったから
この辺の感覚が親子でもちょっと違うらしい(笑)

今から19年前
東京の神学校にいた当時に
その頃のツリーの最先端だった
赤いりんごとチェックのリボンの飾り付けを見て
とても感動したのを覚えている
それまでクリスマスツリーといえば
子どもの頃家にあったセットもののオーナメントしか知らなくて
こんなお洒落なツリーは当然見た事もなかった

それから2年後に広島に帰ってきて
クリスマスの飾り物を買いに行くと
お店にはりんごやチェックのリボンがたくさん並んでいた
こちらでは今これがトレンディなんだな・・・
早速購入してその年のツリーを飾った

その後は毎年クリスマスシーズンになると
お店をのぞいてはその年の流行を見ておき
自分なりにアレンジしては飾り付けをするようになる

数年前からはどうも出来合いの飾りでは物足らなくなって
玄関ドアの大きなリースを手作りするようになった
それもできれば自然のもので作りたい
こうして今年はノバラを使って念願の自然もののリースができた

今日は
外のドイツトーヒの木にもイルミネーションを飾る



オレンジとグリーンの電気がついたり消えたりしている
昨年は看板周りからアーチまで庭全体をイルミネーションで飾っていたが
今年はごくシンプルに行こうという事になった

こうして
何とか今年もクリスマスを迎える準備が進んでいる





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