二人三脚
大型の台風が近づいている
「塾が休みになるかも〜♪」と
息子は台風情報調べに余念がない
「また勢力を増したんだって〜〜〜」
とわざわざ報告に来るので
庭のことが心配になる
今の時期バラはあまり咲いていないし
とりあえずは
鉢がひっくり返らないように寄せておこうかとか
クレマチスのつるをしっかりフェンスに結び付けておこうかなど
簡単に対策をこうじることにする
看板のクレマチスもそろそろお花を切らなければと思いつつ
惜しいのでそのままにしていたが
これを機会に剪定する
切ったお花はまだきれいなところを花瓶に活ける
↑この写真はわたしが撮ったのだが
何枚撮ってみてもどうも上手くいかない
被写体の配置や構図が良くないのだろう
わたしにはどうもこういうセンスがないらしい
夫が撮ってくれるといいのだけど・・・
と思いつつも
いちいちあれ撮ってこれ撮ってというのもなぁ・・
と、これでも遠慮しているのだった
さて
台風が来る前にということなのか
今日は夫が色々写真を撮ってくれている
中でも
このペネロープの淡い色合いと
ヤマホロシのひっそりとしたイメージの写真はお気に入り
夫は花をアップで撮るのが好きなので
全体の風景を撮る事が少ないのだが
できればこれでもっと株全体の様子などの画像もあれば
特にお花を育てている人のためには良いのだけどなぁ・・・
と、遠慮がちにここでひとりごとを言ってみよう(笑)
こうしてぼつぼつ撮りためた写真で
また今月のお庭のページが作られる
わたしがお庭のことを気にしている一方で
母は野菜のことを気にしている
この前からカラスよけの網を張り替えたり
病気が出ているとせっせと葉っぱをふいたり
その成長と途中のつまづきに一喜一憂しながら
はじめに野菜作りを志したわたしよりも
いつの間にかずっと熱心になっている
わたしの方も
お庭を管理するだけでいっぱいいっぱいなので
母が野菜作りにはまってくれるのは大歓迎
「もう全部あげるから好きにやってね〜」
などと無責任発言をしている
土つくりのことや
病害虫防除の方法についてはわたしが色々研究しているが
日常的なお世話は全部母がやっている
だから台風が来るとなると
とても心穏やかではいられない
わたしがクレマチスをさっさと剪定しているのに触発されて
たちまち収穫できそうな野菜をかかえて入ってきた
一時はダメになりかけたきゅうりも見事に復活して
また少しずつ実をつけている
大きなトマトは現在60個ほど生っていて
毎日数個ずつ色づく
どうぞこれが台風でダメになりませんように
年寄りのささやかな楽しみが守られますように。。。
今朝は食料品をちょっと多めに買いにでかけるので
娘を”荷物持ち”として連れて行った
どうも下の子には甘くなるのか
お手伝いをさせることが上の子より少なくて
夏休みの間に少し鍛えておかなければと
事あるごとに色々用事を言いつけている
買い物を頼まれた時には気配りが必要だ
依頼人が頼んだとおりのものがない場合どうするのか
ただ単に「なかったよ〜」では失格
代替品を探す努力やとっさの判断が試される
失敗を恐れるタイプの娘は
「それはお店のどこにおいてあるのか」
「もしなかったらどうするのか」
などと細かい事をいちいち聞くので
先日はそれを詳しく説明するのにもう疲れて
さっさと息子に頼んだ
それが娘にはショックだったのだろう
あれからは何を頼んでも何も聞かずにお店へ行って
自分でさんざん迷いながら買い物をしてくる
名誉挽回に一生懸命の娘に
今日は一緒に出かける途中”合格”を通知する
うれしそうな娘にもうひとこと
「こう言っているお母さんは
実は子どもを使って楽してるんだけどね〜」
娘、そうそう!といわんばかりに大喜び(笑)
この前息子に言われてしまった
「お母さんから何か頼まれる時には
勘を働かせないとダメなんだよ」
要するにわたしは急いでいる時には
”アレ”とか”ソコ”とか
抽象的な表現をするので
その話の傾向をつかんで応用をきかさなくてはならないというのだ(苦笑)
まあ将来会社で難しい上司にでもあったら
きっとその技は役に立つ事だろう(笑)
何かひとつのことを成そうとする時には
必ず協力者が必要になる
わたしが現在あんなふうにこんなふうにと
色々思い描く事が形になっているのは
決して自分で全部抱え込んでいるわけではなく
みんなの協力があってのこと
『二人三脚』という題をまずはじめに書いてみたが
何かいつもとっさの思いつきで行動しては
不規則な歩調で一番足を引っ張っているのは
多分わたしなのだろう。。。
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