今週のみことば


11月25日
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「その夜、神はソロモンに現れて言われた
『何事でも願うがよい、あなたに与えよう』
ソロモンは神に答えた
『あなたは父ダビデに豊かな慈しみをお示しになり
父に代わる王としてわたしをお立てになりました
神なる主よ
あなたは父ダビデになさった約束を今実現し
地のちりのように数の多い民の上に
わたしを王としてお立てになりました
今このわたしに知恵と識見を授け
この民をよく導くことができるようにしてください
そうでなければ、誰が
あなたのこの大いなる民を裁くことができましょうか』
神はソロモンに言われた
『あなたはこのことを望み
富も、財宝も、名誉も、宿敵の命も求めず
また長寿も求めず
わたしがあなたをその王として立てた民を裁くために
知恵と識見を求めたのだから
あなたに知恵と識見が授けられる
またわたしは富と財宝、名誉もあなたに与える
あなたのような王はかつていたことがなく、またこれからもいない』」
(歴代誌下1章7-12節)

今回のみことばは列王記上3章にも同じ内容が記されており
「4月29日」に取り上げています

ダビデに代わって王となったソロモンに神が現れ
『何でも願うものを与える』と言われた時
ソロモンは「神の知恵」を求めたので
それを神は良しとして
求めなかったものまで与えると約束されました

前回も記したように
人間の性質としては
”自分に得になること”を求める傾向があるのですが
この時のソロモンは
王として立てられた自分がするべきことは何かを
しっかりわきまえていたと言えるでしょう
その上で求めたのが
神の知恵と識見(物事を正しく見分ける力)でした

イスラエルの王として
この数多い民を導くにあたり
そこに神の知恵がなければ
人間はどうしても間違ってしまいます
このように
神の知恵で歩むことが何より大切だと知っていたソロモンは
自分に必要な物は必ず与えられると信じていたからこそ
財宝や健康などは求めることもなかったのでしょう
そして
実際に神は必要な物をすべて与えてくださったのでした

現在、教会は
神の知恵がある所として
多くの相談を受けています
人の悩みはお金では解決できないことも多く
仮にお金がいくらあったとしても
知恵がなければすべてを失うこともあるわけです
一方、神の知恵があれば
どんな問題にも勝利することができるのですが
人間はなかなかに頑固なので
自らの知恵に頼り
堂々巡りを繰り返しているケースも多く見受けられます

しかし
どこかでこの頑固な自分から抜け出すために
まず神の前に素直にならなければ
いつまでも問題の根本は残ったままなので
また新たな問題に悩まされることになるでしょう

物事をはっきり主張できず流されてしまう人や
反対に、人の言葉を聞かず自己主張ばかりになる人は
「言えない」自分を勇気づけることも
「言い過ぎる」自分を抑えることも難しいもの
そこに必要なのは
神の知恵と力であり
それに従う本人の信仰(信頼関係)も重要です

わたしはいつも教会へ行っているのだから
ちゃんと神さまに従っていることになると
自信をもって言う人がありますが
「わたしは従っている」という人ほど
その根本的な部分で
自分が変わっていくために
正しい判断と行動ができているわけでもないようです

「ダビデの子ソロモンは自分の支配を固めた
彼の神、主が共にいて
彼を高め偉大な者とされた」(1節)


神が共にいてくださることで
ソロモンはしっかりとした人物に成長し
それによって国の支配も固まって行ったように
わたしたち自身も、その人生も
神の知恵が常にあることでしっかりしたものとされ
神にある幸いを味わい
平安を得て歩んでいくことができますように



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