今週のみことば


4月13日
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「主はわたしに答えて、言われた
『幻を書き記せ
走りながらでも読めるように
板の上にはっきりと記せ
定められた時のために
もうひとつの幻があるからだ
それは終わりの時に向かって急ぐ
人をあざむくことはない
たとえ、遅くなっても、待っておれ
それは必ず来る
遅れることはない
見よ、高慢な者を
彼の心は正しくありえない
しかし、神に従う人は信仰によって生きる』」
(ハバクク書2章2-4節))


ユダ王国の国力と信仰の衰退を嘆く預言者ハバククは
この苦境にあって神は何もしてくれないのかと問うのですが
そこには定められた神のご計画があって
それは滞ることなく進んでいると告げられます

神の助けは必ず来る
だから信じて待っていなさい
そして
正しい者は
それを信じる信仰によって生きるのだ・・・と

どんなに祈っても
神さまが何もしてくれないと思うのは
わたしたちにもあることではないでしょうか
そのように
人の側から見れば進んでいないと思えることも
神の側では常に動いている
こう考えるには
自分が高ぶっていない事が重要ですが
もし自分が常に正しいと思っていたら
そこに生まれるのは神への不信感です

今年の年頭のみことばである
ヨハネによる福音書11章39節の
『その石を取りのけなさい』からは
”自分の考えやこだわりを捨てること”を教えられました
自分が信仰によって生きようと思うなら
まずこれが重要で
その結果として
わたしたちは不安から逃れることができるのです

「神の御心を行って
約束されたものを受けるためには
忍耐が必要なのです
『もう少しすると、来るべき方がおいでになる
遅れられることはない
わたしの正しい者は信仰によって生きる
もしひるむようなことがあれば
その者はわたしの心に適わない』
しかし、わたしたちは
ひるんで滅びる者ではなく
信仰によって命を確保する者です」
(ヘブル人への手紙10章36-39節)


「永遠の命とは
唯一のまことの神であられるあなたと
あなたのお遣わしになった
イエス・キリストを知ることです」
(ヨハネによる福音書17章3節)


わたしたちは
神であるイエスを知る(=受け入れる)信仰によって
滅びることのない命を得ることができます
ただし
人間は完全ではないので
その信仰も完全ではなく
間違いもあることを自覚しなくてはなりません
だからこそ
わたしたちは常に心を神に向け
自分の願いのゴリ押しではなく
神にゆだねることを覚えていくように
信仰が成長することを目指します

身の回りに常に問題があって
物事がなかなか思うようにいかなくても
神の業はつねに動いていることを知り
信仰に立った歩みをすることができますように



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