今週のみことば


1月4日
(スマートフォン用ページはこちら


〜2020年の聖言〜

然(さ)されど我らは
キリストの心を有(も)てり


(コリント前書2章16節)



今年当教会に与えられた年頭のみことばは上記の通りです

昨年の年頭のみことばは
ヨハネによる福音書11章39節の
”イエス言ひ給ふ『石を除けよ』”
でした

ラザロの墓をふさいでいた石は
「死人がよみがえるはずがない」という
人の思いを象徴したものとして
これまで何度も
『今週のみことば』で取り上げられてきました

そして
昨年最後の礼拝(12月28日)においては
信仰者がどのように歩むべきかを
以下のように記しています

「クリスチャンの歩みは
主イエスの歩みを模範としたものであり
自分の思いや古い考えが変えられて
「キリストの心」を持つようになることが
信仰の表れなのです」


厳密にいえば
救われている(聖霊を受けている)クリスチャンは
すでに「キリストの心」を持っているのですが
持っているだけで
それが活かされているかどうかについては
信仰が関わってくるということになるのです

「神に感謝します
神は、わたしたちをいつもキリストの勝利の更新に連ならせ
わたしたちを通じて至るところに
キリストを知るという知識の香りを漂わせてくださいます」
(コリント人への第二の手紙2章14節)


「キリストを知る知識」とは
聖書のみことばをたくさん知っているという意味ではありません
そういう上辺の知識は
人をしばしば傲慢にさせますが
本来、キリストを知る=神のことが分かるようになるほど
人は謙遜になるものでしょう

つまり
キリストを知るとは
キリストの心を知ることであり
キリストの心を備えた善い歩みによって
(神のご計画に従う歩みによって)
それが周りに良い香りとなって
人々の関係に良い影響を与えていくわけです

「十字架の言葉は
滅んでいく者にとっては愚かなものですが
わたしたち救われる者には神の力です」
(コリント人への第一の手紙1章18節)


キリストの心が表れた十字架の言葉は
人を救い、人を助け、人を癒すものです
わたしたちは
その言葉によって勇気を与えられ
キリストの心すなわち
神の愛によって活かされているわけですから
その事に感謝して
自分自身もまた
愛を持った歩みを心がけ
お互いが助け合い
周りとの信頼関係を築いて
神に喜ばれる歩みができますように
この一年も
信仰をもって
一歩一歩進んでいきましょう



<目次