大朝史跡探訪ウォーキング

H16.4.23中央公園前に午前7時30分に集合、バス4台に分譲して総勢170名で呉市歩け歩けのウォーカーが出発。
我々は2号車で午前7時40分スタートし途中トイレ休憩をとりながら、北広島町大朝の妙園寺に9時過ぎに到着。
大朝は呉に比べるとずいぶん気温が低い。妙円寺前の広場で準備体操をして、約10Kmのウォーキングがスタートする。
洞仙寺跡に着くが今はほとんど名残がない。天磐門別神社に参詣して行程の半分を経過した辺りで、連光寺への道を進むが、徐々に疲れが出る。
吉川氏の居城として170年間栄えた小倉山城跡への道をたどるが、道は整備されているとはいえ、急坂の狭い段を登り80mの高さにある
山城跡に到達する。頂上からの景色は新庄盆地、大朝盆地を望むことができ、領地経営と交通の要衝を押さえた城と言うことが理解できる。
参加者の中には90歳を過ぎた夫婦がおられたが、元気で歩かれているのは驚きであった。
雨が降り始めた寒さの厳しい中を昼食休憩の市民農園に到着。町のご好意で休みにもかかわらずあいていた農園の休憩所で昼食をとる。
1時間の休憩後龍山八幡神社に参詣後大朝文化センターで休憩。同センターは郷土資料館を備え図書室を持った地域の文化センターである。
郷土資料館は大朝地区の歴史資料、縄文時代からの遺跡資料、吉川氏の歴史を伝える資料等非常に充実した資料館である。
ここから再度バスに乗車して、天狗シデを観光する。このシデは県天然記念物に指定され、群生しているのは世界でここだけだそうである。
大小約40本が群生しており、最大の物は目通り周囲4.5m、樹高12mに達している。
午後2時半に帰宅の途につき4時半に呉に到着。中央公園よりあるいて帰宅。なかなか楽しい一日であった。
呉市歩け歩け協会に入会して年間十数回企画されている行事に参加したいものである。

写真

ウォーキングスタートをした妙園寺前ここで準備体操をする。 洞仙寺跡、礎石以外は何も見当たらない。 天磐門別神社やっと1/3を歩いたところである。
連光寺、回り道のためパスする人も多かった。 小倉山城址より新庄・大朝盆地を望む。周囲を治めるには非常に地の利を得た地であるこの地に来るには急な段々の道を登る必要があり帰りを考えると考えさせられるコースでありパスする人が多かった。 龍山八幡神社
龍城山山麓にある天狗の水。 龍城山山麓には先日の残雪があった。 世界でここだけにある天狗シデの群生地。40本余りあり異常な光景である。この日は我々のグループのみが来ていた。

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