我が家の太陽光発電オール電化住宅

我が家は、99年12月に完成した太陽光発電住宅(もちろんオール電化)です。
瀬戸内海(広島県東部)に位置し、温暖で雨が少ない気候のため、太陽光発電
には適した環境です。

太陽電池の設置状況その1 (1999年9月末)
太陽電池の設置状況その2 (1999年9月末)
太陽電池の設置状況その3 (1999年9月末)
住宅完成直後の頃 (1999年11月末。カーポートやテラス、植栽なども未完の頃)

1.どうして太陽光発電・オール電化なのか?
     これから21世紀を迎えるにあたり、「化石燃料燃やしている場合じゃあばいでしょう!」と、家を建てるならオール電化で、
     しかも「できることなら身近になって来た太陽光発電にしたい」と考えていました。
     (その割にはバイクや車に乗っている・・・けど)
     調べていくと、具体的なメリット・デメリットが色々分かってきました。

      【メリット】
        1.簡単/便利/クリーン/静か/安全/速い
           ・IHクッキングヒータは、ガスより火力が強い。
           ・灯油やガスの湯沸かし器のように音や臭いがない。
           ・空気の汚れや室温への影響が最小限。
           ・灯油のような注ぎ足しが不要。
           ・機器の操作が簡単。タイマーなども使える。
           ・火傷や火事の危険が少ない。
           ・燃焼を伴わないため、機器の耐久性が高い(耐用年数が長い)。
        2.災害時
           ・ガスや灯油より安全で、ライフラインの復旧もガスより速い
           ・温水器のお湯は災害時に非常用の水として利用可能(460リットル)。
           ・太陽光発電ユニットには、停電時でも自家発電で使えるコンセントがある。
        3.ランニングコストが低い
           ・電力会社との契約により、トータルエネルギーコストを下げられる。
           ・太陽光発電で余剰電力を自動売電してくれる。
        4.ガス・灯油の設備が不要
           ・ガスの工事、基本料金などの支払いが不要。

      【デメリット】
        1.初期導入コストが高い。
        2.太陽光発電は屋根の形や向きに制約がある。
        3.IHクッキングヒータは、使える鍋が決っている。

     オール電化についてはあっさり決めたのですが、太陽光発電については、住宅メーカーによって設定できるタイプ
     が決っていたり、コストが大きくなってしまい、決めかねていました。
     その中でもSxLさんでは、オール電化とセットでのキャンペーンモニターということで、トータルコストを安く(ダ○ワハウスはここで却下)でき、
     モデルと屋根の設計組み合せにも自由度があった(セ○スイ○イムとミ○ワホームはここで却下)ため決定。
     (ご想像のとおり、寄棟では発電効率が悪いので、切妻の屋根が望ましいのですが、モデルにより選択できないメーカが多いのです)
     結局太陽光発電で実質200万程度UP、しかし補助金が100万弱出たので、実質100万程度の負担増で太陽光発電を設置できました。
     最も高価な太陽電池(モジュール)の寿命は20年程度、パワーコンディショナーが10年程度と言われています。
     年間10万円程度の発電をしてくれるので、一応10年で元を取り、その後は部品交換しながらも「もうけ」となる計算です。
     まあ10年・20年後には、より性能が高く、より安価な機器が出ているでしょうから、機器更新については心配していません。
     

 

2.仕様
    太陽光発電の仕様(三菱電機製3.02kW仕様)
      ・モジュール PV−MR101 × 24枚 すべて同一面(南南西)に設置
        126W(公称最大出力)× 24枚=約3.02kW
        総重量が300kg強あるそうです。そのままでも屋根に問題ないらしいですが、
        うちの場合、屋根の梁?が南面だけ北面の2倍入っています。
      ・接続箱 PV−CN04E
        屋根裏にあるので見えません。
      ・パワーコンディショナー PV−PN04B2 3.3kW仕様
        PV-PN004B2PV-PN04B3の違いについて
           電力変換効率など基本性能は同一で、主な改善点は電気工事の制約の改善だそうです。
           (例えば一般普及品の漏電遮断器が使える様にしたなど) 
        洗面所(脱衣所)の壁に設置。
        停電時にも専用コンセントで電気が利用できます。
        日の出とともに自動でON、日没で自動OFFします。
      ・各製品の互換性について(2002/01/18メーカーからの回答より)
        他社製品との互換性は基本的にありません。
          一方で、業界も互換性について検討を開始した段階です。
          メーカーの異なる製品の互換性確保は今後の重要な課題ととらえております。
        弊社製品間では互換性確保しつつ開発がされていくと考えますが、
          大きな技術的進歩があった場合は互換性がなくなる可能性も否定できません。
          しかしながら、太陽電池システムは長期間のご使用を前提にした製品である為
          サービス対応につきましても10年以上のスパンで考えておりますので安心してご使用ください。
    我が家の仕様 (電気使用量に影響しそうな部分)
      ・エス・バイ・エルの次世代<ハウス55>というハイパーエコロジー仕様です。
      ・2×4に近い木質パネル住宅
      ・オール電化
         ・冷暖房はエアコン2台(4.0kWと2.8kW)と電気床暖房(6畳用)のみ
         ・電気温水器は、460リットルタイプ(三菱電機SRT−4665CF−BL)
         ・IHクッキングヒータは、IH3.0kW+IH2.0kW+ラジエント1.2kW(三菱電機CS−A32B)
         ・トイレは暖房洗浄便座が2台
         ・ビルトイン食器洗浄機
      ・居室部分はすべてペアガラス
      ・高耐久/高断熱/高気密仕様
      ・家は南南西向きで、日差しを遮るものはありません
      ・ほぼ総2階建てで延床面積は約40坪(4LDK+納戸)
      ・4人家族(会社員・専業主婦・幼稚園児・乳児)

 

3.電力会社との契約
   太陽光発電は、発電した電気を自家で消費し、余った電気は随時電力会社に売電します。
   また、雨天や夜間など、発電電力が不足した時は、電力会社から必要分を買電します。
   これらは継ぎ目なく、リアルタイムに自動制御されています。
   ・2000.10.10より、時間帯別料金契約からファミリータイム契約(季節別時間帯別料金)に変更しました。

     ファミリータイム契約については、
     
季節別時間帯別契約(Fタイム)は損か?得か? に記述しています。

4.暮らしはじめての感想(オール電化住宅)
    ・太陽光発電
       1日の発電量は最高で18kwh(4月下旬)、最低0kwh。瞬間最高値は3.3kwh程度です。
       (カタログ最高値3.02kwhを上回ってる・・・)雨上がりに晴れた時などに好数値が出ます。
       月での最高は354kwh。理論上、5月が毎日快晴であれば、500kwhも夢ではないことになります。
       夏のほうが日差しが強く、よく発電しそうに思えますが、太陽光発電は熱で発電するわけではありません。
       夏の場合逆に暑さのため、発電効率が落ちてしまいます。
       この発電した電気は自家で使用し、リアルタイムに余った電気を電力会社に売ります。(売電専用メータ有り)
       また、発電分では電気が不足する場合、電力会社から買電する仕組みです。
       太陽光発電ユニットは、日が昇る(明るくなる)と自動で稼動し、日が沈む(暗くなる)と自動でストップします。
       晴れた日や曇っていても明るめの日であれば、日中使用する電気はほとんど発電で賄えます。
       よって、買電が少なくなる上、売電による料金の振り込みも受けられるのです。
       99年7月の電気代は差し引き300円未満でした。
       日中の電気代単価を高くする(他の時間帯を安くする)設定の契約を上手に使えば、より節約することができます。
    ・電気温水器
       エコオートというタイプの460リットルタイプです。
       元々熱湯を貯えているわけですから、お湯張りは速いです。(新しい高圧タイプだと、もっと速いそうですが)
       基本的に深夜(深夜料金で)沸き上げますが、お湯残量が100リットルを切ると日中でも100リットルになるまで自動で
       沸き上げしてくれます。
       フルオートに比べて、湯船の自動保温や追い炊き機能はないのですが、電気温水器の場合、これらの機能はあまり使わない
       そうです。
       高温差し湯の機能があるので、これで実用上まったく問題ありません。
       沸き上げする温度も、水温や数日間のお湯使用量などから自己学習し、最も効率がいい(省エネの)温度と時間に自動設定
       してくれる優れものです。
    ・IHクッキングヒータ
       ガスよりも火力が強くいため、お湯などが沸くのが速いです。
       また、タイマーも付いているし、発火する可能性も少ない(ない?)ので、安心・便利です。
       ガスに比べて、まわりが汚れにくく、また掃除もしやすい。(ガラス面ですから)
       ガスの臭いもないし、熱の放熱も少ないので、クリーンで快適です。
       使えるナベは限定されます(少なくとも底に磁石がつくもの)が、今や土鍋にもIH対応があるので、問題ないでしょう。
    ・電気式床暖房
       冬場はとても快適です。温度調節とOFF/ONともタイマーが利用できます。
       冷たい空気は下にたまるので、いくらエアコンで暖房しても、頭や顔は暑くなるのに、下半身は冷える状態になります。
       床暖房とエアコン(弱目に)を組み合わせれば、下からヌクヌク、上もホンワリで快適なのです。
       電気式以外に温水式のものもありますが、電気式のほうが立ち上がりが早く、温度も高く設定できる(パワーがある)
       ようです。
       ただし、電気代は結構喰うようで、真冬はこれだけで5000〜6000円/月 位(推測)は使っているのではないか?と思います。
       最近は、より省電力のタイプや蓄熱式のものも出ているようです。(しかも価格は安くなっている・・・(T_T))
       うちだけかもしれないが、床暖房とそうでない部分との境目あたりで床鳴りがする。
       入居後1年くらいで発生し、一度修理してもらって直ったが、また1年くらいして発生・・・もう面倒なのでそのままにしている。
     【電子カーペットと床暖房の違い】
         根本的にパワーが違います。
         電子カーペットが局所的(接触箇所近辺のみ)に暖めるのに対して、床暖房は部屋全体の気温を暖めるように働きます。
         例えれば、電子カーペットが電気ストーブだとすると、床暖房はエアコン暖房みたいなものです。
         ですから、床暖房では強・弱の設定ではなく、エアコンのように必要な室温をリモコンで設定します。
    ・浴室暖房乾燥機
       ドライ,乾燥,換気,暖房などのモードがあり、それぞれをタイマー(切タイマーのみ)で設定・運転できます。
       衣類乾燥機代わりに使うと、電気を相当喰いそうなので、普段は換気にしか使っていませんが、雨の日に乾かなかった
       洗濯物の乾燥に夕方2時間ほど「乾燥」を使ったり、真冬にはお風呂に入る直前に暖房を使ったり、と最小限?で活用しています。
    ・食器洗浄機
       乾燥だけと洗浄乾燥などのモードがあります。
       普段は乾燥だけで使う事が多いです。
       電気代と水道代を足しても、手洗いの水道代より安いそうですけど。
       ビルトイン式で上開き方式にしたため、見た目はスッキリし、出し入れ時以外は広々使えます。
       また、引出し式に比べて、お皿の出しいれを立ったままででき、入れる際に水が床にこぼれることもありません。
       ただ、うっかりタイマー付きにしなかったため、(電気代節約のためには)深夜電力の時間まで待って稼動させる必要があります。 (^_^;)


5.暮らしはじめての感想(オール電化住宅以外の部分)
    ・緩傾斜の階段
       スペースを取ってしまいますが、小さい子供がいるし、将来も考えて公庫基準よりもさらに緩い階段(段数が多い)
       にしました。毎日何回も昇り降りしますから。
       さらに、万一の転落時にも安全なように、U字型にしています。
       既に1〜2回助かっており、精神的な安心感と実際の安全、疲労軽減など、やはり緩傾斜にして良かったと思います。
       上部は吹き抜けで、幅も広めなので、開放感があります。
    ・バリアフリー
       公庫のバリアフリー仕様をクリアーしています。
       フロアーに段差は無く、トイレや浴室に手摺があります。
       バイクで転んでしばらく足が曲げられなかった時に、ありがたみが良く分かりました。
       和室の畳は、他社でよくあるバリアフリー用の薄い畳ではなく、普通の厚い畳です。
       それでも表面をフラットにするため、その厚み分、和室の床を掘り下げてあります。
       薄い畳は、反ってくることもあるし、質感もかなり違うので、お勧めできません。
    ・広めのお風呂
       浴室は、ゆったり入れるように、少し広めの1.25坪タイプです。(1620タイプ)
       浴槽も大きめで、一部が膨らんでいて、その部分が半身浴用に腰掛けられるようになっています。(節水にはマイナス?)
       バリアフリーですが、洗い場のグレーチング(溝)が一個所になっており、掃除が楽です。
       (少し前のバリアフリーは、洗い場の全周がグレーチングだった)
       また、湯船の高さも低く、出入りがしやすくなっています。
       お風呂の窓は、細めのを1つにしました。大きめの窓や2つの窓は格好はいいけど、冬に寒そうなので・・・
       結果、正解だったと思います。1つの窓でもやはり開口部があると、そこが寒いです。(明らかに冷気が入る)
       浴室扉は1枚扉です。コストと耐久性で優れていて、見てくれがよく、開口部もそこそこ広い。
       出入り時に全開にしないでもいいという利点もある。
    ・外部(階段下)収納
       階段下を外部収納にしてもらいました。
       ちゃんとフローリングや壁紙もしてあり、照明も付きます。カプセルホテルよりましかも?
       車のタイヤや、三輪車、アウトドア用品などの収納に大変役立っています。
       かなりお安くつけてもらったけれど、これが無かったら、外部倉庫を買わなければいけなかったかも・・・(^_^;)
    ・玄関収納
       うちは、1階和室の「床の間」裏が玄関です。
       普段あまり使わないけれど、無いのもさみしいので、床の間は設けました。
       ただ、通常の半分の奥行きにしてもらい、奥の半分を玄関側からの収納にしてもらいました。

       巾は1.2m位、奥行きは45cm位、高さは天井まであり。
       ここは、車やバイクのメンテ用品、スキーなどのスポーツ用品、子供の遊び道具などが入っています。
       完成見学会でも好評だったそうで、便利です。
    ・玄関吹き抜け
       設計の方のお勧めもあり、玄関は吹き抜けにしました。
       2階は格子の手摺になっています。吹き抜け部の2階にはハメ殺しの窓と1畳ほどの飾りスペース(でっかいニッチ?)
       があり、ちょっとしたシャンデリア風のライトを灯けると、カッコ良いです。
       階段の吹き抜けと合わせて、開放的な空間です。
       「来客のほとんどは、玄関しか見ないのだから」ということで、1点豪華風にしてみました。
       しかし、4畳半程度の部屋(スペース)が1個消えた事になります・・・
       将来的には、リフォームで吹き抜けをやめて部屋にすることもできるらしいですが。
       ちなみに、2階吹き抜けの腰壁を格子の手摺に変更するのは、12万!!もかかりました。(T_T)
       少しおまけしてもらいました。
    ・リビングガラス扉
       リビングの扉は、磨りガラスの扉にしました。
       廊下が明るくて、とてもよいです。透明だと、廊下から中が見えるのもいやだし、掃除も大変だそうです。
    ・洗面台フットスイッチ
       洗面台のユニットは、フットスイッチ付きです。
       1度慣れると、やめられません。会社でもつい足でスイッチを探してしまいます。
       キッチンもフットスイッチ付きだと便利だったのですが・・・設定がなかった。
       たぶん節水にもなると思います。
    ・リビングと和室
       うちは、普段あまり使わない和室がもったいないので、リビングの一部としても活用できるように、リビングと繋げた
       間取りにしています。
       襖3枚(断熱・防音のためか、中に金属板が入っている襖。磁石が付くっつく)で仕切っているので、
       普段は2枚を開ければ一体感があり、和室のこたつからリビングのテレビも見られる。(2枚では、1枚分しか開けられない)
       さらに必要であれば、3枚とも襖を取れば、より広い空間を作れる。
       少し後悔するのは、和室に縁側を付ければ良かったかな?ということ。
    ・人感センサー付き照明
       玄関外と裏テラス(物干し兼バイク置き場)、階段足元は、人感センサー付き照明にした。
       節電と防犯、安全などのため。ついでに玄関内側も人感センサー付きにすれば良かったかな?とも思う。
       (夜出掛ける時に、玄関内の照明を消すのが面倒。消したら真っ暗だし・・・)
       特に階段にはお勧め。
    ・2階の洗面台
       コストが掛かるし、お湯がでるまで時間がかかるので、実用的ではないとのことで、お湯は諦め、
       水が出るだけの洗面台を設置。
       最初は2階トイレの手洗いだけ設置の予定だったが、同程度の費用で洗面台を設置できるということ
       なので、そちらにした。結果、子供がいる家では、洗面台の方が正解だと思う。
    ・ペアガラス
       うちは、全居室部分はペアガラスです。(サッシ部は、高断熱タイプではない?)
       でもやはり真冬は結露します。(主にサッシ部)
       ただ、下にこぼれるほどではないので、ほったらかしです。
       シングルのところと比べると、やはり断熱や防音で明らかな効果はあります。(たぶん防犯も)
       居室は必須として、コストが許せば、居室以外(廊下や納戸、トイレ、洗面所 等々)も全てペアガラスに
       するべきでしょう。
       やはり開口部が広く多いほど、断熱や防音性能が極端に落ちますね。
       このあたりは、格好やイメージだけでなく、よく考えた方がいいです。
         (例) 窓が大きく、明るいお風呂--->冬に寒い。お湯が早く冷める。
       また、1階の掃き出し窓(2個所)には、シャッターが付いています。(手動ですが)
       これも断熱・防音・防犯には効果がありそうです。特に冬の夜の断熱には効果的。
    ・キッチンユニット
       上部の棚は下降式です。(レバーを持って棚を引き下げる)
       あまり使わないものを入れているので、あまりメリットは感じないみたいです。
       トップはステンレスのエンボス加工してあるやつです。
       人工大理石は傷つきやすい,汚れやすいということを聞いたので、扱いが楽なものにしました。
       浄水器は、出口が水道蛇口と一体になっていて(レバーで切り替え)、本体はシンク下にあるタイプです。
       以前使用していた蛇口に取り付ける簡易タイプよりも、値段は張りますが、処理能力が高く、
       フィルターの耐用年数も長いようです。(とりあえず1年無交換で問題なし)
       キッチンユニット自体は、標準的なものより少しワイドタイプのようです。(サイズは忘れた)
       扉はダークオークの木目調です。
    ・床下収納
       結構安かった(確か1個5000円くらい)ので、キッチンと洗面所の2個所に床下収納を作りました。
       ストックヤード代わりに便利です。
    ・キッチンカウンター
       うちは、対面式のキッチンですが、カウンターのトップを広めにしてもらいました。(標準は腰壁の厚み15cm位?)
       30cmか45cmにできるとのことで、「あまりはみ出すのも・・・」と思い、30cmにしました。
       確かに便利ですが、この変更が8万円!!もしました。少しおまけしてもらいましたが。
       ちなみに45cmでも金額は変らないようです。
    ・廊下に面した収納
       1階廊下に面して収納を作ってもらいました。巾2mくらいで、奥行きは45cm位、高さは天井までです。
       収納が多いのは、とても便利です。
    ・納戸
       2階の寝室に納戸を付けました。3畳ほどですが、既存のタンスの寸法を測って、設計したので、タンスがすべて
       きれいに収納できる上、まだ余裕があります。
       阪神大震災以降、納戸を設けて家具を収納する人が多いそうです。
       (就寝中に家具の下敷きになった犠牲者が多かったですから・・・)
    ・ホタルスイッチ
       照明類のスイッチはすべてホタルスイッチ(松下製)にした。
       スイッチ自体が大きくて使いやすく、デザインもいい上、暗闇でもスイッチの位置が分かりやすいので絶対お勧め。
       たしか、家全体分で標準仕様のスイッチより2万くらい高くなったような・・・それ以上の価値はあると思う。


6.発電・売電・買電状況(データ公開中。少し重いかも・・・)
    随時更新中!!


7.雑記録(2002年01月より)
2002/01  電気温水器不具合
   2ヶ月くらい前から数週間に一度くらい、電気温水器(2年2ヶ月弱使用)のリモコンの設定が
   勝手に初期値リセットされるようになっていた。
   最初は「留守の間に瞬間的な停電でもあったのかな?」と思っていたが、何度も発生
   するのと他の電気製品に問題がないことから、「電気温水器の接触不良では?」と思い
   始めていた。
   先週木曜日には、入浴中にリセットされてしばらくリモコンが使えない状態となったため
   金曜日に三菱電機に調査を電話依頼し、月曜日に調査に来てもらうことになった。
   ところが、土曜日の朝にリモコンがウンともスンとも反応しなくなり、急遽修理に来てもらう
   ことになった。
   リモコンが使えないと、お風呂に入れません。(連絡した後、2時間ほどして勝手に復旧したが・・・)
   夕方に修理に来られた。結局原因は、温水器本体のタンク上部のパッキンから温水が漏れ出しており、
   それが
温水器本体のマイコン基盤にかかり、不具合を起こしていたためらしい。
   温水器本体の基盤とタンクのパッキンを交換(標準より耐熱性の高いものに)してもらい、
   ついでに排水弁も交換してもらった。
(水漏れも原因になることが多いらしく、点検時などには必ず交換
   するようなものらしい)
   さらに「念のため」と台所のリモコン基盤も交換してもらった。(お願いしたわけではないが)
   今回の修理はすべて保証内でやってもらえた。ということで無料だった。
   (本体は5年保証、リモコン類は2年保証らしい)
   とりあえずこれで様子を見ることになるが、タンク内部の水漏れなどは気付きにくいし、放っておくと
   大きなトラブルにもなりかねないので、定期的に業者に点検・部品交換してもらう必要がありそうだ。
   (メーカーは4年に1回程度の点検を推奨)

2002/06  住宅ローン借り替え
   うちは公庫2.2%で借りていたので、決して高金利ではなかったが、10年を過ぎると4.0%だし、他の公的融資

   は固定だが3%程度だし、低金利も永く続きそうなので、思い切ってまとめて銀行ローンに借り替えした。
   3年固定で1.7%(当初3年のみ0.4%優遇)。 3年後には変動にするか再度固定にするかを選択できる。
   借り換え費用は100万ほど必要だったが、これもローンに付加できるので、持ち出しは10万程度だった。
   公庫で必要な毎年の生命保険料が金利に含まれるため不要になったり、公庫の保証料なども残期間に応じて
   返金されるなどのメリットもある。
   毎月の支払は同程度で、ボーナス払いを少なくした。これに生命保険が不要になるので、年間で18万程度
   支払が減り、総支払期間も少し短縮した。
   もし今程度の金利水準が続けば、総支払は借り替え諸費用を含めても600万以上も減ることになる。
   近い将来の金利が3.8%くらいになるかどうかが今回の借り替えの損益分岐点らしい。
   まあ金利が大幅に上がったとしても(当分不景気で上がりそうにないが)、その時は相当景気も良くなっている
   はずなので、なんとかなるだろう。
   それに、一番残金の多い時期に金利が安いメリットを多く享受できる(元金を減らせる)というのが大きいと思う。

2002/10  中国電力の電気料金改定
   全体的に単価引き下げ。夜間の単価は引き上げられた。(T_T)
   季節別時間帯別料金にはタイプTとタイプUが登場した。
   タイプTは現行のタイプで、タイプUは基本料を安くして電力単価を高くするもの。
   比較的電力消費が少ない家庭では、タイプUの方がお得かも。
   太陽光発電住宅の場合は、タイプUの方が売電単価も高いというのもポイントだ。
   
うちの場合で年間試算したところ、1万近くもタイプUがお得になるので、さっそく契約変更を申し込んだ。
   逆にタイプTのままだと、今迄より割高になるので・・・(^_^;)

2002/12  自転車置場(テラス)に壁面設置
   自転車置場などにしている自宅西側のテラス(奥行き1.8m×幅3.7m)に壁を作った。
   屋根(スモーク・ポリカ)だけだったのだが、うちは西からの風が強く、風で自転車が倒れたり、雨や夜露が
   自転車にかかることも多いためだ。
   ホームセンターで透明ポリカーボネートの波板3mを3枚買い、その場で半分に切らせてもらった。(1.5m×6枚に)
   それから、色々な屋外構造物を作成できるパイプ(スチールパイプに塩ビ?被覆)4mを3本購入。
   それをテラスの柱に固定する金具や、波板をパイプに固定する金具等々を購入。合計15000円くらい。
   波板がちょっと安っぽくて格好悪いかな?と想像していたが、テラスの中が暗くならないように透明のポリカに
   したため、遠目には波板に見えず、格好も悪くない。上々の出来だった。(^o^)

 
2003/01  勝手口にカーテン&台所にハロゲンヒーター設置
   うちは台所横に勝手口があるため、真冬の朝晩は台所が少し寒かった。
   おまけにLDKをリビングのエアコンで暖房しているため、台所の足元は暖まりにくい傾向があった。
   床暖房もリビングだけだし・・・。そこで、まず今流行の小型ハロゲンヒーターを購入した。
   子供が触っても火傷するほど熱くもないし、電気代も安い(日中で12〜20円/h。Fタイムで10〜20円/h。夜間で3〜6円/h)。
   音もニオイも無いし、風でホコリが舞う心配もない。すぐ(2秒?)暖かくなるので、台所の足元のようなポイント暖房には最適だ。
   さらに勝手口にカーテンを設置。厚手のカーテンにしたので、かなり断熱性能は上がったもよう。
   こういう場合IHヒーターコンロだと火災の心配が無いので安心だ。カーテンの端がコンロのすぐ近くになるので、ガスコンロだと
   カーテンを設置できないだろう。しかもIHコンロは回りが汚れにくいというのもある。(ガスがとカーテンが油ギトギトに???)

2003/01  
・お風呂にアクリル窓追加
   アクリ屋さん(http://www.acry-ya.com/)で、アクリル板をサイズ・カラーオーダーして、お風呂を二重窓化?した。
   お風呂の窓は出窓のルーパー式で、換気等にはいいのかもしれないが、密閉性・断熱性が悪いようで、真冬の時期は
   冷気が入ってくる。
   そこで、アクリル板をヒンジで取り付け、入浴時は閉めることで冷気をシャットアウトしようというものだ。
   カラーは「ピンクエッジ」。正面から見ると透明に見えるが、角度を変えるとピンク(オレンジ?)に見えるというお風呂には
   適した暖色でいい感じだ。サイズは2mm厚、121cm×44cm、アクリル板とアクリルヒンジで送料・税・振込手数料込 3685円也。
   ヒンジ(アクリ屋さんのアクリル蝶番)やネジの金属はステンレス製を使用。
   さらに閉めた時に固定するもの(マジックテープなど)を工夫しないといけないが、明らかな断熱効果を体感できた。


2003/03  ・2F洗面台のニオイ対策
   雨上がりの時などに、2F洗面台で下水のようなニオイがすることが以前(入居後半年くらいから)からあったので、
   SXLに連絡。連絡を受けて業者さんが見に来てくれた。
   結果、防臭パッキンがずれていたということで、無料で取り替えてもらえた。
   最初はトラップ(排水口下でS字に曲がっている排水管)の水が乾燥してしまっているのかと思い、時々水を流していたり
   したが、それでも改善しないので今回調査依頼したという具合。
   すぐにわかった上、対策されたので良かった。
   「壁の中の排水管の繋ぎ目に隙間がある」なんて言われたらどうしようか?と思っていたので・・・。

2003/03  ・台所換気扇スイッチ修理
   台所換気扇(こんなやつ--> http://www.toshiba.co.jp/webcata/aircon/vfr_63tjb.htm)のスイッチ不具合で、
   ONを押しても押したままにしておかないと換気扇が止まってしまうようになった。
   単なる接触不良と思われるが、スイッチ部だけを外すことができず、自分で直すのは大変そう・・・。
   ガムテープで押さえておけば使えないこともないが、修理依頼することに。
   SXLからメーカー(東芝)のサービス会社に連絡が行き、修理に来てもらった。
   結局換気扇フードを分割して取り外し、1時間以上かけて修理していたが、原因はやっぱり「接触不良」。
   でも税込6195円取られた。高すぎんか〜!?確かに時間は掛ってたけど。
   普通に使ってて3年ほどで壊れるのは(単純な製品だけに)元々製品に問題があるように思うし、壊れやすい箇所なら
   簡単にメンテできるように取り外せるように設計しておくのが筋だろう。
   別に修理にサービスマンが悪いわけではないが・・・。「こんなん無料で直せ〜!!」と言いたい。
   昨年電気温水器の基板不具合(交換)に来てくれた三菱電機さんは、「2年や3年で壊れちゃいけないものですから」と
   全て無料でやってくれたぞ!!


その他.ついでに・・・家庭菜園について
    家から200mほどのところに、家庭菜園(10坪)があります。(ちゃんと登記して所有していますよ)
    車でも行けますが、水道が無いので夏の水遣りは大変でした。
    2000年春〜秋にかけては、
       サツマイモ,カボチャ,モロヘイヤ,トマト,ミニトマト,イチゴ,キュウリ,ニンジン,ダイコン,
       トウモロコシ,ついでにヒマワリも・・・を収穫しました。
    隣の畑で除草剤を撒かれたのが影響し、後半は大分やられてしまいましたが、なかなかの出来でした。
    生ゴミ処理用のコンポストも投入し、有機農法です。
    現在は、寒いし多忙のため、休止していますが、また春になったら復活する予定です。
    その時には、家庭菜園の情報も載せていきたいと思います。