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熊野町の概要とアクセス

【筆の歴史】


熊野町で筆づくりの始まりは、今からおよそ180年ほど前の江戸末期頃です。
農閑期に吉野地方(奈良県)や紀州地方(和歌山県)へ出稼ぎに行っていた農民たちが、吉野地方(奈良県)で作られていた筆を買い、行商をしながら熊野に帰ってきました。これが熊野と筆づくりのきっか けとなりました。
1839年に佐々木為治氏は摂津の国(兵庫県)で4年間筆の作り方を 学び、 また1846年には井上治平氏が広島の浅野藩・御用筆司から筆づくりの技術を学びました。
同じ頃、乙丸常太氏も摂津の国で筆づくりの技術を学んで、熊野に帰ってきまし た。3人は、熱心に筆づくりの技術を村人に伝えました。こうして、人々の努力と情熱によって熊野の筆づくりが大きく発展しました。

■人口:24,510人(2016年現在)
■面積:33.51平方キロメートル
■産業:毛筆 1000万本(45億円)
■画筆 1200万本(25億円)
■化粧筆 2800万本(40億円)
■伝統工芸士19人・筆の携わる人 約2,500人

【アクセス】


■自動車

広島市⇒19Km(35分)
呉市⇒17Km(25分)
東広島⇒23Km(35分)
一貫田⇒15Km(20分)


■公共機関利用

広島駅⇒広電バス(約45分)
海田駅⇒広電バス(約20分)
矢野駅⇒広電バス(約15分)
呉駅⇒呉市営バス(約35分)


■山陽自動車

志和インター⇒一貫田⇒熊野町 (約20分)




熊野町は広島県西部・安芸郡にある町で、広島市から東南東へ約20K、呉市から北へ約12Kの地点にあり、標高 222 .5Mです。町の南は呉市に接し、東側は黒瀬町に、北から西にかけて広島市阿戸町、瀬野川町、矢野町に接しています。北西の一部は、海田町に接しています。