世にあふれるエンターテイメントコンテンツの個人的感想。あくまで個人的な感想ですが。
おしながき
Game.
Dyson.
またまた窓の杜で見つけたゲームです。どこかの掃除機と同じ名前なので、ネットで「Dyson」を検索すると掃除機の方しか出てきません。窓の杜のスタッフはよくこのゲームを見つけたものだと感心します。
マスシミュレーションという点ではLiberation Armyと同じなのですが、このゲームは植物?を操作して太陽系?の支配を達成するという点が特徴です。
ほんわか系のグラフィックから受けるイメージと違い、ゲームの方はコツをつかむまで勝てません。
のんびりやっていると、いい感じに育ってきた頃に、異民族の集団に攻撃されて、ボロボロになっていきます。ある程度ダメージを受けると、回復も攻撃も難しくなって泥仕合になります。
勝つためには、いかに早く自民族を育てるかが重要なようです。最初のうちは木の多い星を数多く作って自民族の数を揃え、中盤以降は星を侵略していくのが良いようです。早めに、少々の攻撃を受けてもビクともしない星を揃えることができれば、何とかなるようです。
ちなみに、勝てるようになってもゲーム終了までは1時間ほどかかります。
外国のゲームらしい、奇妙なアイデアと操作感がいい感じです。
こんな感じのゲーム作ってみたい。アイデアさえあれば。
ソリチュード タンク.
窓の杜で見つけたフリーウェアです。Sunday Panzersと同じく戦車が題材のゲームです。なぜか戦車好きですね。アーケードでもDesert TankをExpertでクリアするまでやってみたりとか。
操作はキーボード+マウスの組み合わせOnly、ゲームパッドなどは対応してませんでした。DirectX9対応必須とか、.NET Frameworkが必要など注意が必要ですが、P4 2.4GHzでも快適にプレイできました。
ゲームの内容は窓の杜に詳しいので、そちらに譲ります。ここではプレイの感想だけ。
画面構成とかUIの作り方などはなれていないようなところが見受けられます。しかし操作に慣れると意外と楽しめます。7ステージしかありませんが、各ステージごとに難易度が3段階選べますので、都合21とおり? 難易度設定はけっこう差があるので、一度クリアしても難易度を上げるとまた楽しみが。
3Dではありますがシミュレーションではなくアクションゲームなので、実戦のように足を止めて隠れながら遠くから撃ち合いではなく、走り回って接近戦が中心になってしまいます。敵戦車は3種ありそれぞれに個性が設定してあるのはいいのですが、どうも3種とも動きは同じようです。個性にあわせた動きのパターンがあるともっと楽しめるかも。
厄介なのは高速戦車。自機より速いので追いかけても追いつくことはありません。最初はこれにタコ殴りにされます。慣れても注意していないと、知らない間に被弾しまくらされたり。
ステルス戦車という架空の戦車も登場しますが、これの表示がきれい。初めて見つけたときは「おぉ!」とちょっと感動しました。まるで映画のプレデターです。これは実際にプレイして確かめてみてください。
Movie.
時をかける少女.
(2010/03/21)
久しぶりに映画を見に行ってきました。またまた私の住んでる街では上映がないので、この映画を見るためだけに車で隣町まで出かけてきました。3連休なので渋滞がイヤでしたが。まだ公開から10日ほどなので、ネタバレしない程度の内容に留めます。
原作は読んだことありません。過去、2回の実写と1回のアニメで映画化されているようです。最初の1983年公開の作品は見たかもしれませんが、記憶にありません。
メディアでもあまり大きく取り上げられていないからか、昼間の最も人が多いはずの時間帯にもかかわらず、100人程度の劇場でも6割強ぐらいしか埋まっていませんでした。過去の名作を別ストーリーでリメイクしたものくらいに思って出かけたので観客の年齢層は高めかと思っていたのですが、意外と観客の年齢層は10歳台後半〜20歳台前半に集中していたように思います。春休みのせいか?
後から調べて分かったのですが、ストーリーは1983年公開の映画の続きになっていました。本作では原作や1983年公開作品のストーリーにも、意外なくらいに忠実でした。ただし2010年の作品らしく、主人公の性格が『現代っ子』っぽくなっています。
純喫茶磯辺と同じようなキャラクタですが、主演の仲里依紗のハマり役だと思います。銭湯のシーンはサイコーに笑えました。平成の肉食女子は昭和の男子をも振り回しますし、撮影当時19歳なのにマッサージチェアでオバチャンの様な振る舞いしたり。将来の浅野温子かも。
個人的に、タイムスリップを伴う物語はタイムパラドックスをどう扱っているのか気になってしまう性分です。ドラゴンボールZでは平行世界論を持ち出して歴史の改竄に対処していますが、本作ではそのような一般的でない理論は登場せず、「過去に影響は与えられない」という『しばり』に捕らわれます。
この『しばり』の与える影響の大きさは... 観てのお楽しみ。SFっぽいエンターテイメントかと想像していたのを裏切って、実はラブストーリー(?)だったと思います。
それなりの年月、社会で生きていれば、「過去のことなのに、忘れられない恋心」って思い当たるものがあると思うのですが、そんなものを思い出させてくれる映画でした。「あのときこうしていれば…」と思っても
戻れない、もうやり直せない、それだけに切ない記憶を思い出してしまいます。
上映終了後に背後にいた高校生らしき4人組が、口々に「よく分からなかった」という感想を述べあっていたのを聞きながら退席したのですが、「忘れられない恋心」の経験があるからこそ、理解できるもなのかもと思います。
この作品を楽しめるのは、意外と50歳くらいの方かもしれません。1983年の公開作品をリアルタイムに観ていて、旧作/新作の舞台となる1972〜1974年に中・高校生ですから、共感できるところが多いかと思います。
B級映画と割り切って見に行ったのですが、予想以上によい出来だったと思います。新旧2作の主人公の恋心の行方がそれぞれどうなるのか、比較も楽しめます。
神田川も肉食女子にかかれれば...
DVD/Video.
最近新しいDVDを購入してないので...
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