ダウンロード.
Version | 2.12 | |
公開日 | 2010/02/22 | |
ファイルサイズ | 1425kB | |
ファイル名 | dateplus212.zip | |
形式 | zip書庫 |
概要.
このアプリケーションは画像に撮影日時を記入するものです。
特徴として以下の点があげられます。
- 記入する日時のフォーマットを自由に指定することが可能。
- 日時はExifの撮影日時/ファイルの更新日時/任意のユーザ指定が可能。
- 記入する日時の設定をプロファイルとして保存・読み込みが可能。
- 日時だけでなく、任意の文字列を記入することも可能。
- 日時・文字列の位置/フォント/色/透過率/影を自由に指定可能。
- JPEGの場合、記入した日時・文字列を後から削除可能なように、設定が可能。
- JPEGの場合、記入した日時・文字列の周辺のみ再圧縮を行うので、その他の部分の画質劣化がない。
- JPEGの場合、COM/APPnマーカを保存するので、Exifの撮影データが残せる。
- 複数のJPEGファイルに一括して日時を記入することが可能。
- 複数のJPEGファイルから一括して日時を削除することが可能。
- 印刷範囲を指定して印刷することが可能。
- JPEGの場合、印刷範囲を保存することが可能。
- 16/15/8/4/1bit Bitmapとしての保存が可能。読み込みも可能。
インストール/アンインストール.
インストール.
インストーラは付属していません。
アーカイブを解凍して適当なディレクトリに入れて使ってください。必要であればショートカットを作成してください。
アンインストール.
アンインストーラも付属していません。
インストールしたディレクトリごと削除してください。ショートカットを作成した場合は忘れずにショートカットも削除してください。
レジストリ、DLLも使っていません。
改版履歴.
- …機能追加.
- …仕様変更.
- …バグフィックス.
Version | 日付 | 変更点 |
2.12 | 2010/02/22 |
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2.11 | 2010/01/04 |
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2.10 | 2009/05/01 |
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2.00 | 2009/03/20 |
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1.51 | 2006/06/04 |
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1.50 | 2006/05/28 |
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1.40 | 2005/10/28 |
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1.30 | 2005/10/01 |
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1.20 | 2005/09/01 |
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1.10 | 2005/08/13 |
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1.00 | 2005/07/04 |
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今後の予定.
- JPEG符号化・復号化の高速化。
- 画像の回転 …かなり難しそうです。出来るのか?
ひとこと
Ver. 2.12
長いこと原因不明だったDatePlusのバグをやっと修正しました。解析の結果、画像によって起きたり起きなかったりする性質の物でしたので、再現にも難航してしまいました。私の使っているデジカメでは非常に起きにくいこともわかりました。
数値が問題になる性質のバグって、いつも確認やデバッグに苦労しますね。
ご協力いただいた方々、ありがとうございました。
Ver. 2.11
Ver. 2.00で大改修したときのバグ修正&ささいな仕様変更要求への対応です。
Ver. 2.10
今までのDatePlusで機能的に十分と感じている方にとっては、今回の更新で一番まともなのは、影の形状「文字の周囲」の処理を高速化したことかもしれません。過去のバージョンでは影の形状に「文字の周囲」を選んだ場合だけ、やけに処理が遅くなってましたから。VCLのTBitmap::ScanLineプロパティって、どうしてあんなに遅いんでしょう。
でも日時・文字列を記入する度にすべての文字列を再描画するので、文字列が多いと時間がかかるかもしれませんが。
今回の更新で改善案を複数まとめて実装してしまいましたので、のこりのアイデアは少なくなってきました。
Ver. 2.00
長いこと更新の無かったDatePlusをやっと書き直しました。以前のバージョンはかなりパワーコーディングガリガリで、自分でも「もうこれ以上更新するのは無理」と思うくらい難解なコードになってましたが、今回は全部OOPですっきり(←自己満足)書き上げました。カスタムコンポーネントや自前JPEGライブラリの整備もこれまでに進めてきていたので、作業は予想以上に順調に進みました。これでやっと新しい機能の実装が出来ます。FontNameBoxと矩形エリアも日の目を見たしねー。
意外に苦労したのはサブウィンドウのドッキング。初挑戦だし。最初フォーム以外のコンポーネントやフレームをドッキング/フロートさせてて、制御に苦労しました。しかし解決してみるとなんでもないのですが、サブウィンドウを普通にTFormから派生させて作るだけで解決しました。
ただし、以前のバージョンよりメモリを多く消費するようになっています。一応私のメインメモリ512MB + Windows xp(SP3)のマシンでも、D3xの24.5Mピクセルの画像を扱えますが。OOPで書いた弊害ですね。大きい画像を扱う場合は、同時に起動しているアプリに気をつけてください。
でも出来上がってみると、メジャーバージョンアップの割りには機能的な更新が少ない... UIの変更以外は。
Ver. 1.51
前回更新からすぐにバグ発見。がーん。フルチェックしたつもりなのに... テスト対象の規模が大きくなるにつれて見つけきれなかったり、何か勘違いしてたりするケースがでてくる。ひとりでやってるということの限界か?
フォントに関しては今回の件で、フォントによってサポートする文字セットが異なるので、フォントと文字セットをペアで使用しないと、期待どおりのフォントが得られないことを知りました。
文字セットもフォントと共にプロファイルとして記録するようになったので、iniファイルの仕様が変りました。Ver. 1.50で文字セットが「日本語」以外(フォントダイアログで確認できます)のフォントを使用してプロファイルを作成している場合、そのプロファイルを作り直してください。
Ver. 1.50
半年ぶりの更新は、公開ソフトウェア初のユーザー様からのリクエストによるバージョンアップです。詳細はBBSを参照してください。人によって使い方は色々、当然要求も異なることをあらためて実感。
今回からiniファイルを使うようになりました。レジストリの方がいいかなー とか思いながらも、アンインストーラがないので... 1台のPCを複数ユーザで使わない限りどっちでもいいのではないかと思いますが。
その他にもバグをいくつか発見。Ver. 1.40で追加した文字の影関連が中心。テストはしてるものの、普段使ってない機能にバグが残ってました。
Ver. 1.40
今回のバージョンアップの目玉は「影」です。ずっと予定しておきながらなかなか実装しなかった日時に影を付ける機能をやっと実装しました。これで日時の読みやすさが向上します。ちょっとした差ですが、画像によらず文字が読みやすくなる点で有効だと思います。
同時に日時と影の透過率も指定できるようにしました。半透明も実現できます。日時の透過率を100%に、影の透過率を低めにすることで、中抜文字にすることも可能です。影との組み合わせで表現力はかなり向上したと思います。
その他に、16/15/8bit Bitmapとして保存する機能を追加。誤差拡散法で減色しているので、ちょっと見では画質劣化はわかりにくくなっています。Bitmapにしなきゃいけないけどファイルサイズを抑えたい場合などは効果的です。しかし16/15bit Bitmapは読み込みに対応していないアプリケーションが意外と多いようなので、対応状況を調べて保存するようにしてください。Windows95〜98くらいの時代には、フルカラーは扱えないけど高画質で画像を表示したいという要求から16/15bit Bitmapが結構使われていたと思うのですが、今ではあまり見ることがないですね。
この機能を使って、ヘルプファイル中のBitmapを8bit Bitmapに変更しました。ヘルプファイルのファイルサイズが半分以下になりましたv(^o^)v
これでDatePlusに対しては予定していた機能を全て実装しました。今後は要望があれば、またはおもしろい改善案を思いついたら更新します。
Ver. 1.30
デジカメではフォトレタッチアプリを使えば撮影後にトリミングが自由にできるので、動きのある被写体を取るときは構図の失敗を考慮してあらかじめ少し広い範囲を納めるように撮影することが良くあります(そのためにはデジカメは出来るだけ画素数の多い物が良い)。このようにして撮影した画像から、本当に必要な部分のみを選んで構図を再構成し印刷するために、印刷範囲の指定機能を追加しました。
さらに、ある日ふと思いついてデジカメで撮った画像をプリンタメーカー純正のL判用紙に印刷してみたら、右端に何も印刷していない部分が... 調べてみるとL判は4:3より少し横長であることに気づきました。Ver. 1.20の印刷は、縦横別々に用紙一杯になる倍率を求めて、小さい方の倍率で拡大して印刷していたので、用紙と画像の縦横比が異なると余白が生じることが原因でした。解決策として前記大きい方の倍率または小さい方の倍率のどちらで印刷するかを選択出来るようにしました。同時に、用紙の縦横比に合わせて印刷範囲を指定できるようにもしました。
A4以外のA判/B判は、A4と多少縦横比が異なりますが、微々たる差ですので、A判/B判の用紙に印刷する場合はA4を選択してください。
さらに、縦位置で撮影した画像は90°横を向いているのが普通なので、デジカメ付属のソフトで正しい方向を向くように回転させてみると、DatePlusで読み込めないことに気づきました。原因を調べてみると... なんと色空間の間引きが縦方向に1/2間引きになっている!! こんなの初めて見ました。縦か横どちらか一方だけを間引くときは、横方向に間引くのが一般的なのですが。縦方向の間引きって何か利点があるのだろうか。んーわからん。しかし、実在することは明らかなので対応することに。
Ver. 1.20
Ver. 1.20で細かいバグをいろいろととりました。ほとんどがJPEGまわり。
「一括して日時を〜」の中断と途中経過の表示にも対応し、やっと普通のアプリ並の完成度になったような気もする。Ver. 1.10では「一括して日時を〜」で多数のファイルを処理すると、タスクマネージャのアプリケーションタブに「応答なし」と表示されるのは、バグではないと判っていても気持ちのいいものではないですから。
新機能の印刷に関しては、ドキュメントを読む限りではディスプレイへの表示と同じ方法が使えず、かなりめんどくさそうなことをしないといけないようなことを書いてあったのに、実際試してみるとディスプレイへの表示と同じ方法で実現できました。あのドキュメントって何!?
Ver. 1.10
開発に至った経緯についてですが...
デジカメで撮ってプリントアウトしたものを見て思った。銀塩カメラだとバカチョンでも日付を入れてくれるのに、デジカメだと日付が入らない。アプリ立ち上げてExifデータ覗けばわかるけど、写真立ての中にあるものは...
ないなら作ってしまえ。
でもあまり活用する機会ないかも(^^;)
JPEGの圧縮・展開がいまいち遅いのは、使っているJPEGライブラリのDCTが高速アルゴリズムを使っていないからです。
ご協力のお願い.
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フリーウェアという文化の発展に協力していただれば幸いです。
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