今までに使用したPC周辺機器レビュー、2010年版。
おしながき
SLATS01.
SLATS01.
(レーザーマウス、SIGMA A.P.O SYSTEM社製)
今回は主にノート用に、パッドのいらないレーザーマウスを狙ってみました。
レーザーマウスの購入は始めてです。適当に店頭にあったものを選んでみました。「ONYX」ブランドで売られているマウスの中では小型に分類されていますが、他社製品と比べるとそんなに小さくありません。モバイル向けらしく、コードも1m程度と短めです。5ボタン、チルトホイール搭載と、それなりに必要な物は備わっています。
しかし使ってみるといろいろと欠点が...
まず、ブラウザやエクスプローラでサイドボタンに割り当てられている「戻る」「進む」の機能が逆。普通は親指に近い奥のボタンが「戻る」だと思うのですが、このマウスは手前が「戻る」です。何故ひねくれるのか理由が理解できません。SIGMA社Webサイトには説明があるのですが、パッケージには説明がないので、あらかじめ調べずに適当に在庫がある物を買った結果、泣きを見ました。
cpiの切り替えボタンがホイール手前にあるのですが、デフォルトは1600cpiです。電源ON直後、いきなり高感度です。ノートに繋ぐのでノート本体のタッチパッドをと両立させたいのですが、400cpiのタッチパッドとでは1600cpiと感度に差がありすぎます。切り替えスイッチを押し忘れると慌てかねません。せめてドライバが覚えてくれるとかあればいいのですが、専用のドライバは用意されていないので、それも不可能です。
マウスポインタの移動距離が足りなかった場合にマウスを持ち上げて元の位置に戻して〜 とかマウス操作でよくやります。しかしちょっと持ち上げたくらいではカウントが有効なくらいセンサの感度がいいので、意識して大きくマウスを持ち上げないと、ポインタをまともに移動できません。レーザーポインタ全般がこんなものなのかもしれませんが。
全般的に使いにくく感じ、残念か気がします。それでも安かったので、これからもそれなりに使っていくことでしょう。
Copyright 2005-2022, yosshie.