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2023/11
2023/11/05
11月になったというのに昼は暑いですね。いまだに半袖の人を見かけることがあります。例年なら10月後半から紅葉の話が出始めると思うのですが、10月最後の休日に山に向かってドライブに出かけても、ほとんど紅葉している様子がありませんでした。地球温暖化を実感する出来事になりました。
2023/09
2023/09/05
1日じゅうPCを触っていると肩凝りや腰痛も起きます。これまで使用していた椅子はサイズがおかしく、普通に座ると背もたれに背中が届かないほど座面が大きいものでした。高さも体に合わせると一番下から2cmくらい上げただけでしかなく、誰に合わせてサイズを決めたのか疑問に思うくらです。なのに手すりは妙に低くて、仕事をする姿勢だとひじは届きません。ワーキングチェアと名乗っていながらリラックスするためのサイズなのですが、そのくせフルリクライニングすると後ろに転倒する貧弱な設計でした。
で、以前から検討していたちゃんとしたワークチェアの購入を、実行に移しました。メーカーを調べてみると意外と少なく、製品数の多かったオカムラから、機能・デザイン・価格からSpherを選択。Contessa secondaは昔流行った何とかのパクリみたいだし、Finoraはイタルデザインが絡んでいるせいかやけに高価だし、Spherがちょうどいい感じです。本来はフリーアドレス制のオフィスのように座る人が固定されていなくて時々で変わるような使い方を想定しているようです。
ネットで安い店を探してオフィスコムで\136,000ほどで購入しました。自宅で使用するので必要のないハンガーと、ネットで選択できなかったランバーサポート以外は、すべてのオプションを選択してます。
2か月ほど使ってみたのですが、ちゃんとデスクワークをする姿勢を維持できるので、ちょっと楽になった気がします。
ランバーサポートはメーカーサイトには載っているのに、ネットからの注文が出来ない不思議仕様。後から追加されたオプションで、ネットへの反映が追いついていないのかもしれません。しかし使ってみると必要ないと感じます。
ヘッドレストは完全に固定されていてまったく調整できません。ちょっと残念。
アームレストはこまめに調整できるのはいいのですが、幅を最も狭い位置にしてもまだ広いし、前後も最も手前にセットしても少し体から遠いと感じます。高さ以外はロックできないので、せっかく調整したのに力をかけてしまうと動いてしまうのも残念。
使い始めてわかる欠点もいろいろありますが、姿勢を保てる利点が大きいので、買って良かったと思っています。
2023/07
2023/07/01
このサイトの管理者は、本業としてはソフトウェア開発の仕事を請け負っている個人事業主です。かっこよく言えばフリーランスのソフトウェアエンジニアですね。このタイミングでこんな告白しているのでわかる人は解ると思うのですが、今回は2023/10から始まるインボイス制度についてです。
インボイス制度の趣旨は、事業者が正確に消費税を納税できるようにというものと考えて間違いないでしょう。実際にやるべきことは立場によって以下の違いが起きます。
- 売り手にとっては、請求書・領収書などのインボイスの交付・写しの保存と、消費税の納税の義務が生じる。
- 買い手にとっては、受け取ったインボイスの保存の義務が生じる。そして仕入れの消費税額を控除できる。
一方で年間売り上げが\1000万未満の場合は、消費税の納税が免除される免税事業者を選択することもできます。これまでは私も他の多くのフリーランスの方々と同様に免税事業者でした。年間売り上げ\1000万なんて簡単に超えませんから、免税事業者を選択する方が得です。委託元の事業者は報酬とともにその消費税分も払わなければならず、また実際に支払っていただけます。しかしフリーランスは免税事業者であることが多いのを見込んで、報酬そのものを若干低めに設定していると思われることが多いのもまた事実です。
インボイス制度に対応すると、消費税の納税義務が生じます。2023/10以降もインボイス制度に対応せずいままでどおり免税事業者を続けるという選択肢もなくはないのですが、買い手=発注者から見ると、インボイス制度非対応の事業者からの購入は消費税額の控除が出来ないので経費が増えることになり、敬遠される可能性があります。高々10%なので変わらない可能性もあります。
実際の発注側の事業者の動向はどうかというと、どっちでも構わないと明言している事業者と、出来ればインボイスに対応してほしいという事業者に分かれました。で、今請け負っている事業者(正確には受注を仲介してくれた事業者)は後者の方だったりします。
ソフトウェア開発業の場合は製造業や小売業などと違って「仕入れ」に該当する物がないので、仕入れの消費税額控除はまったく効果がありません。これは声優さんなども同じ状況ですね。配送業などのサービス業も近い状況かもしれません。製造業や小売業であれば消費税の納税が必要になっても仕入れの消費税額控除によってある程度相殺できるのですが、仕入れのない事業では、消費税の納税が増えるのはそのまま手取りの減少につながります。10%も収入が減るのは痛手以外の何物でもなく、私たちフリーランスから見ると単に「困った法律」でしかありません。もちろん発注者に対して「インボイス制度に対応するから報酬上げて」なんて言うのは御門違いでしかありません。
それでも納税は憲法に定められた義務でもあり必要なことは理解できるのですが、また納めた税金が有意義に使われている実感があれば納得できるのですが、残念なことに無駄遣いとしか思えないことの方が多いのが現状なので納得できないのが国民。
政府や行政の宣伝文句では「仕入れの消費税額が控除できる」と買い手側のメリットだけを謳っており、売り手側のデメリットはほぼ説明がありません。特定の条件で不利益が発生する場合は例外規定を設けて平等を図るのが法律なのですが、そのような例外規定もなし。一時的な軽減措置はありますが、「特定の条件」でなく皆が対象なので違います。それにしょせんは期限付きでしかありませんので、不平等の解消になっていません。政府や政治家が「国民を見ていない」と避難される原因がまた1つ増えました。
インボイス制度に対応するなら8月中に手続きが必要なので、判断にかけられる時間も短くなってきました。
2023/05
2023/05/09
PC周辺機器レビューに今回追加したEX-LDC162ABMを含め、モニタ3台を机の上に置くにはスペース的にこれは遠くに配置するしかないので、同梱の1.5mのケーブルでは届かず2mのケーブルが必要になりました。それを買いに行ってみるとHDMIで2mのケーブルは両端とも標準サイズのコネクタのものしかないので、ミニHDMI端子に変換する10cmケーブルとセットで購入してなんとかPCに接続。しかしこれらのケーブルが高い。2mのHDMIケーブル\2,480、ミニHDMI変換ケーブルが\2,280で合計\5,000近い追加の出費。モニタ本体\24,800と比べると、どうしてこんなに高いんでしょうね。無駄に金メッキコネクタになってる製品しかないのですが、デジタル接続で金メッキってどれほど効果があるんでしょう。アナログ信号ならまだ理解できますが。それにHDMIやDisplayPortだと商品の種類も非常に少なくて選択肢がありません。
同時にモニタの上の棚にこのモニタ専用の棚を追加しました。これは今までのDIYで余った木材や木ねじで適当に作成したので追加出費は\0。でもホワイトパインなので奇麗ですし、「ここしかない」感じのシンデレラフィットしてます。幅1500mmの机の上がモニタでいっぱいになりました。
2022/04
2023/04/29
「Identity Platformの使い方」にFacebookアカウントを利用したユーザ認証について説明していますが、実際に使ってみると面倒なことが起こりました。
Facebook Platformを利用することになるのですが、Metaは厳密に利用規約に沿っていることを要求しています。そして定期的にそれを確認しています。おそらくFacebook
Platformに登録されたアプリを自動巡回して自動解析していると思うのですが、ここで利用規約違反と判断されると、登録していた管理者にEメールが飛んできます。件名が「Your
action is needed by 日時 for 登録したアプリ名」、差出人はFacebook、内容は英語なので全文を載せるのはやめますが、以下のような感じです。
すべてのアプリには利用規約と開発者ポリシーに準拠することをお願いしてるけど、このアプリは以下の条項に準拠していないよ。
非準拠と思われる項目 : その内容
非準拠と思われる内容の簡単な説明と、修正してほしい内容の簡単な説明。
アプリを修正したらこのメールに返信してね。修正しないとアプリは強制執行(具体的にどうなるのか説明なし)されるよ。質問あったら返信して。
アプリの修正を求めていますが、その期限まで2週間しかないという短さ。
今回非準拠の指摘があったのはプライバシーポリシーで、「ユーザから取得したデータを削除する方法の説明がない」というものでした。利用規約やプライバシーポリシーは重要ですが長いと読んでもらえなくなるし、デモ用に作った実用性のないアプリだったので、できるだけ短く記載した結果、漏れていました。以下、Metaとのやり取りの流れです。
- 私 : プライバシーポリシーを修正して、「直したから確認して」とMetaに返信。
- Meta : 「直っていない」というメールが。このメールには修正についての説明が少しばかり書いてありましたが、それについては前回修正で直したはずの個所。
- 私 : Metaからのメールの内容に従ってアプリのプライバシーポリシーを再修正し、2回目は「ここ直したから注意深く確認して」とメールを送信。
- 私 : しかし返事がなく修正期限も間近だったので、2日後に「期限伸ばして」とメールを送信。
- Meta : 「期限を延ばしました」とだけ返信があり、期限が2週間伸ばされる。
- 私 : 何が問題だったのか判りにくかったので慎重にプライバシーポリシーを再々修正し、3回目の「直したから確認して」のメールを送信。
- Meta : またも「直っていない」というメールが。このメールの内容は1回目の「直ってない」メールと大差なし。
- 私 : 何を問題視されているのかわからなくなったので、「何が問題なのか、どう直すことを期待しているのか、前回と違う表現で説明をくれ」とメールを送信。
- Meta : 期限の再延長(またも2週間)のメールと、ちょっとだけ問題点についての説明が詳しくなった回答あり。しかし既に対応済みのことが指摘されていた。
- 私 : 「それだったらここに書いてある」と、サイトの文章のコピー(これは日本語)と、その英訳を添えて回答を送信。
- Meta : 「解決しました」と返信あり。
海外とやり取りしてると言葉の壁もありますが、注意深く作業してくれず思い込みで先走ってると感じることが結構あります。今回もそれで長引きました。もう途中で「面倒だからFacebookアカウント対応は撤廃」にしようかとさえ思いましたよ。
また今回のやり取りの他にも、Facebookの場合は1年に1回、アプリの実態が登録内容と合っているか確認しろと要求されます。Facebook
IDプロバイダを設定する難易度はTwitter IDプロバイダとさほど変わりませんが、設定後の手間は圧倒的にFacebookが面倒です。もうFacebookアカウントでなければならない理由がないなら、Facebookは非対応にした方が楽です。今回の様な実用性のないデモアプリなら、なおさら。
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