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簡単な魚の絞め方
《釣った魚を美味しく食べるために》
『絞める』とは釣った魚の鮮度や味を保つために処理をすること。
絞めない魚はクーラーで暴れます。この時の運動やストレスで身の中のうまみ成分であるアミノ酸が体内で分解されたり、身に血が回って臭みが出たりします。
釣った魚は絞める事で美味しさが保たれるというわけです。現場でやっている簡単な絞め方を紹介します。
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アオリイカの絞め方
アオリイカの急所は、目の間と、胴体の付け根の2か所です。(赤い点のところ)
ここを『チョップ』します。イカチョップも言います・・・。(^^;)
写真のような透明な色に変わったら成功。脳や神経系の組織があるのでそれをチョップで破壊するわけです。ナイフや針金などを刺す方法もありますが、絞まらないからとザクザクしてると、墨袋を破いて大変です。
他には『ハンマー絞め』といい、ハンマーで急所を殴る方法もあることから、衝撃による絞めは有効です。
根魚など小型の魚の絞め方
マイナスドライバーをエラから背骨に入れて、ザクッと刺します。魚が痙攣したように細かくピクピクして動かなくなったらOKです。あとはエラをちぎれば簡単に血抜きができます。
ドライバー一本でよく、ルアーを外すとき暴れないのでいいですよ。(^^)b
根魚のウロコ処理
根魚はとてもおいしい魚ですが、ウロコの処理でヒレが刺さって痛い思いをしてしまいます。そのため持って帰ると迷惑がられる始末。ここは釣った本人が処理をして、料理は任せれば文句も言われず釣りも味も楽しめるでしょう。
ウロコを取るのに適した手軽な道具!『ペットボトルのキャップ』を用意します。これを根魚のしっぽ側から頭側に向かってウロコを剥ぎ取ります。
キャップの内側にウロコがたまり飛び散りません。また細かい作業も簡単なので、取り残しもなくきれいになります。
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青物など大型の魚の絞め方
工具のハサミ(下の写真のようなもの)をエラから背骨に向けて入れて挟みます。そのままパチンと切断します。さらにエラも切断し海水につけて血抜きをします。5分くらいで血抜きは完了するようです。
ハサミはステンレス製のほうが錆び難くて良いでしょう。ホームセンターなどで安く売っています。
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